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目次

インバータペア

 2個のインバータ(NOTゲート)を次のように組み合わせた回路をインバータペアと呼ぶ。

 この中のaの部分の値を考えてみる。なおa,bの値の組のことを状態(state)と呼ぶ。ブール代数なので、aの値は0か1のいずれかである。

安定な論理回路

[1]a=0の場合を考えてみる。

 すると、インバータの出力bはb= ̄aであるから、b=1となる。さらに、このb=1を今度はまたインバータを通るので、その出力aは0になる。つまり、最初に仮定したa=0に戻る。

[2]a=1の場合を考えてみる。

 すると、インバータの出力bはb= ̄aであるから、b=0となる。さらにこのb=0を今度はまたインバータを通るので、その出力aは1になる。つまり最初に仮定したa=1に戻る。

 したがって、これは自己完結していることになる。このように自己完結している状態のことを安定(state)という。

不安定な論理回路

 しかし、すべての論理回路が安定というわけではない。

例:次のように1個のインバータの入力と出力を繋いだとする。

 a=0の場合、bはインバータの出力なので、b=1となる。このbはそのままaに繋がっているので、a=1となる。さらに、このa=1から、次はb=0となる。…これを横軸を時刻tとしたグラフで表すと次のようになる。

 このような状態を不安定(無安定)という。