一般のデジタル機器において、1〜9の番号の付いた9個のスイッチのうち、どれかひとつだけをONやOFFする10進コードを考える(すべてのスイッチをOFFにしたときを0にすれば、ちょうど10個のパターンがある)。
これを2進コードに変換できなければ、デジタル機器内部の論理回路は動くことはできない。
10進コードから2進コードに変換するような回路をエンコーダと呼ぶ。逆に2進コードから10進コードに変換する回路をデコーダと呼ぶ。
[補講]実際にこのエンコーダは多入力のORゲートで構成できる。また、デコーダはNOTゲートと多入力のANDゲートで構成できる。