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目次

キットで遊ぼう電子回路シリーズNo.7 ディジタルマルチメータ編

  • 値段:\3,400
    • 本は薄いが内容は濃い。
  • マルツ電波で購入。

キット内容

製作

1:まず部品を取り出して、テキストのパーツ表と見比べながらパーツが揃っているかチェックする。20本ぐらいの抵抗器が使われるが、最初からきちんと分類されているので確認がやりやすくて親切。

 その際、次の点に注意。

  • 小さいビニール袋の中に橙色のグリスが入っている。ゴミと間違えて捨てないように注意。
  • パーツ表では黒のネジ(2mm×10mm)が写真で記載されていたが、付属していたネジは銀色だった。2mm×6mmと長さを比較すれば対応が付く。
  • パーツ表ではオレンジ色のトランジスタホルダーが写真で記載されていたが、付属していたトランジスタホルダーは黒色だった。
  • パーツ表のR8は0.090Ωと記載されているが、抵抗器を束ねている側では0.99Ωと書かれている。実物の抵抗器は「黒白白銀緑」なので、カラーコードから読み解くと、0.99Ωの方が正しい。パーツ表のほうが誤植と推測した。

2:はんだづけ開始。はんだづけに自信がなければ、テキストに詳しく載っているので確認しておくこと。

 取り付けていく部品の順番はテキストを参照。抵抗器ダイオードコンデンサ・ポテンショメーターなどから取り付けていけば間違いない。

 入力ソケットの取り付けは、猫の手を利用するとはんだ付けしやすかった。入力ソケットの中にはんだごてを挿して熱すると、きれいに取り付けできる。

 マンガン銅線抵抗の取り付けのときは、幅調整や先端の曲がりの調整としてラジオペンチがあると便利。基板より5mm高くしてはんだ付けする。

3:基板のはんだ付けが終わったら、組み立てに入る。グリスをバネに塗って、バネ穴に差し込むと、逆さにしてもバネが落ちてこない。これを利用してボールベアリングとバネ穴を一致させてから、基板を本体ケースを取り付ける。ここが一番てこずったかも。

 後は、ヒューズ電池を取り付け、機能面シールを本体ケース表に貼り付ければ完了。このシールを貼るところが一番嬉しいかも。このまま裏蓋を閉めずに、テスト調整に入る。

4:テストリードを接続せずに、ダイヤルを回してきちんとテキストに書いてある通りに表示されるかどうかを確認。

 液晶パネルの1の位の部分が半分表示されない…。そういえば液晶パネルのガラスが少し欠けていたことを思い出す。基板をはずして確認してみると、液晶パネルはガラスのところに16個ぐらいの端子があって(光を少し反射してみると浮き上がってくるのでわかる)、ゼブラを通じて、基板と繋がっているようだ。ガラスの欠けはぎりぎり端子の手前で止まっている。もう一度液晶パネルをセットし基板を載せて、動作させてみたら、次のようにきちんと表示された。一安心。

 これで表示されなければ、部品交換のメールをするところであった。そうなると製作意欲のあるタイミングを逃してしまう可能性があるので、嫌だったのである。とりあえず表示テストはOKなので、次の調整に入る。

5:A/D変換器の調整を行う。ダイヤルをDC20Vに合わせて、黒のテストリードはCOM端子、赤のテストリードはVΩmA端子に接続する。

 調整済みの別のテスターを用意して、20V以下の直流電源を測定する。例えば9V電池(テスター本体の9V電池ではない)などを利用する。後は、この9V電池をキットのテスターで測定して、基準用テスターで表示された値と同じになるように基板上のポテンショメーターを調整する。結構根気のいる作業である。

6:調整が完了したらやっと裏蓋を閉めることができる。これで完成。