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目次

シグナルトレーサー

  • シグナルトレーサーはラジオなどが故障した際に、信号(ラジオならば音声信号)がどこまで正常に来ているかを調べる装置である。

検査の方法

  • 高周波はシグナルトレーサーのダイオードで検波され、低周波はそのままラジオ音声が聞こえる。
    • そのほか「ザー」というノイズしか聞こえなかったら、同調回路を疑う。
    • あるところから音が割れて「ビリビリ」いうなら、そこのバイアスの抵抗を疑う。

電子ブロックminiによるシグナルトレーサー

ブロック配置図

  • リード線のマイナス側の端子を故障しているラジオなどのマイナス側に接触させ、高周波・低周波別にリード線の接触場所を変えて信号が来ているか確認する。
  • 回路は1石の自己バイアスアンプに検波用のダイオードが付いているだけであり、普通のアンプに過ぎない。
    • しかし、ゲルマニウムダイオードを介することにより、低周波回路だけではなく、高周波回路にも信号が来ているかどうかを調べることができる。

回路図

  • 入力のコンデンサに0.05μFを使っている。
    • 音声の周波数をきれいに通そうとすると、47μFか10μFを使用するのが一般的である。
    • しかしながら、問題がある。電子ブロックminiに使われているコンデンサの耐圧は規格上16Vまでなのである*1
      • ラジオには電源圧が16Vを超えるものがあるので、その場合この電界コンデンサは壊れてしまう。そのため、0.05μFを使用している。このコンデンサであれば50Vまで耐えられるからである。

参考文献

  • 『大人の科学magazine Vol.32』


*1 常用ではその3分の2くらいの電圧を目安にする。