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目次

システムリソース

 リソースには大きく分けて、UserリソースとGDIリソースの2つがあり、これらをまとめてシステムリソースという。単にリソースという場合は、このシステムリソースを指す場合が多い。

  • システムリソース
    • Userリソース
      • ウィンドウ、ダイアログボックスなどを使用したりアプリケーションソフトを利用することによって消費される。
      • また、マウスキーボードなどの入力装置、音声再生などの出力装置を使用するときも消費される。
    • GDIリソース
      • 画面上に表示するフォント、グラフィックス、デスクトップやフォルダ内に表示されるアイコンの描画、表示画面のサイズや色数などの画面表示全般と、プリンタなど出力装置を使用するときに消費される。

 Windowsの使用中に発生するリソース不足は、UserリソースとGDIリソースのいずれかが不足したことによるものである。
 例えば、Windows 95以前ではUser/GDIリソースごとに65kバイトあるいは128kバイトのメモリ領域がリソース用に割り当てられていた。しかし、コンピュータの高性能化に伴ない、常駐アプリケーションの増加、複数のアプリケーションソフトの同時実行が多くなってきたため、リソース不足は深刻化してきた。
 そこで、Windows 95/98ではこの点を考慮して、リソースを最大4Gバイトまで使用可能にした。また、Windows 95以前のアプリケーションソフトとの互換性を維持するためにリソースの先頭64kバイトを互換領域にしている。しかし、この64kバイトの領域は全体から見るとわずかな容量でしかなく、互換領域を必要とするアプリケーションソフトを複数実行すると、あっという間にリソース不足になってしまうのである。

 まず、リソースの消費量を減らすには、余計なことをしないというが一番である。不要なアプリケーションソフトを起動したままにしておくのはいうまでもなく、その他に起動や終了を繰り返すなどの操作もメモリリーク*1を引き起こす原因になり、リソースの消費量を増大してしまう。

参考文献

  • 『これならわかる メモリのしくみと活用』


*1 メモリ内部にデータ化プログラムなどを記憶できない部分ができる現象のこと。