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目次

通信回線のユーザー網インタフェース

 アナログ回線とデジタル回線はユーザー網インタフェース(UNI)で区別される

 アナログ回線のUNIの特徴は周波数帯域あるいは周波数帯域幅で示される。

例:アナログ電話回線の場合は、UNIの周波数帯域が0.3kHz〜3.4kHz(帯域幅は3.1kHz)となっている。

 一方、デジタル回線のUNIの特徴はビット/秒を単位とする伝送速度で示される。現在日本国内で使われているデジタル回線の伝送速度は数kビット/秒〜数百Mビット/秒の広い範囲にわたっている。 ◇

線式

2線式

・全二重通信が可能。

例:全二重モデムやISDN基本インタフェース加入者線の伝送技術は2線式回線で全二重通信を行っている。 ◇

2線式アナログ伝送路

  • 電話の加入者線伝送として使われる。
  • 2線式アナログ回線の電線を1本ずつ分けて使うことはできない。
  • モデムを使えばデータ通信が可能。
  • 半二重伝送(双方向交互伝送)と全二重伝送(双方向同時伝送)のどちらも可能。
  • アナログ電話回線は周波数帯域が狭いので、通常は周波数分割による全二重伝送は行わない。ただし技術的には可能である。

4線式

・4線式の回線で半二重通信を行う場合、2対の回線のそれぞれの伝送方向が決まっているので、データの流れの方向を切り替える時間はいらない。

・端末の都合によって半二重通信を行うこともある。

高速デジタル回線

 基幹部分の回線を時分割多重化装置を用いて高速デジタル回線を使用することができる。高速回線ほど料金の絶対値は高くなるが、ビット当たりの料金は安くなるので、回線使用率が大きければコストを削減できる。

コネクション型通信とコネクションレス型通信

コネクション型通信

 データをやり取り端末装置の間にコネクションを設定してデータを送る方式。

例:回線交換はコネクション型通信である。

コネクションレス型通信

 データをやり取り端末装置の間にコネクションを設定しないでデータを送る方式。通信相手の同位層との間にデータ転送のための論理的な関係を確立しないので、PDU(プロトコルデータ単位)を転送する。PDUは通信装置の間でやり取りされる、同じ層のデータの固まりである。そしてパケットごとに宛先アドレスを調べて、指定された宛先に届ける。

例:IPネットワーク、専用線はコネクションレス型通信である。

同期

 送信端末が送ったデータを受信端末で正しく受信するためには複数のレベルの同期が必要である。

 基本的な同期機能はビット単位の同期とデータブロック単位の同期に大別される。さらに次のように細かく分けられる。

  • ビット単位の同期
  • データブロック単位の同期

OSIセッション層プロトコルの同期点

 伝送途中のメッセージやファイルが中断することがある。例えば複数ページの資料の送信が中断したときの送信再開方法として、次の3つが考えられる。

  1. 中断した個所から
  2. 中断したページの最初から
  3. 資料の最初から

 OSIセッション層プロトコルには、2番目に相当する大同期と、1番目に近い小同期の2種類の考え方がある。どちらかを選択できる。

参考文献

  • 『2001年版よく出るよく分かるネットワーク重点問題集』