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目次

ネットワークの信頼レベル

  • 完全無停止レベル
    • 社会的に影響がある金融証券系のシステムがこれに当たる。
    • 対処法としては、ネットワーク全体の完全2重化(もしくはそれ以上の冗長化)を行う。
    • ネットワークの基幹であるルータースイッチなどのネットワーク機器の冗長化はもちろん、ネットワーク回線も冗長化構成とする。
    • サーバー、拠点(サイト)全体を丸ごと物理的に離れた場所にバックアップする。
  • 瞬断レベル
    • 数秒以内の通信復旧である。
    • 通信の切断が発生しても、数秒いないでバックアップのルートへ切り替えが完了できる。
    • 数秒以内の切り替えとは、ネットワークを利用するユーザーからしてみると、何事もなかったというレベルかもしれない。しかし実際にはネットワーク障害が起きており、特に音声については一瞬無音状態になったり、通話切断が発生する。
    • 一般企業の中枢である基幹系システムは完全無停止レベルとはいかないまでも、瞬断れえるを保つように設計するのが理想である。
    • 対処方法としては、サイト全体を丸ごと物理的に離れた場所にバックアップすること以外は、完全無停止レベルと同等と考えればよい。
    • ルーターやスイッチなどのネットワーク機器を冗長化し、ネットワーク回線も冗長化する。
  • やや信頼レベル
    • 目安として2〜4時間以内の復旧を行うレベル。
      • つまり、保守員は1〜2時間以内に現場に駆けつけなくては上記の復旧は難しい。
    • 対処方法としては、現場に予備品のネットワーク機器を用意する。
    • ルーターやスイッチなどのネットワーク機器の冗長化やネットワーク回線の冗長化構成までは構築しない。
  • 通常レベル
    • 目安として4〜6時間以内の復旧を行うレベル。
    • 対処方法例として、最寄のサービスセンターの保守員をコールし、復旧作業を依頼する。保守員は必要に応じて、現場に予備品を持参し、復旧作業に取り掛かる。
    • ネットワーク構成はシングル構成(冗長化を組まない)とし、予備品も自社で持たず、保守会社にすべてアウトソーシングする。

参考文献

  • 『ネットワーク超入門講座 保守運用管理編』