・襲撃を受けたときに逃げ込んで、警察や近所の人が助けにくるまで難を避ける部屋のことをパニックルームという。「パニックルーム」という映画があるので、観てみるとどのようなものなのかはっきりするだろう。
・パニックルームは日本ではあまりメジャーな存在ではないが、海外ではメジャーな存在である。
・パニックルームは役に立つことは確かだが、いくつか問題点を抱えている。
・ここに逃げ込んだ場合、壁の外で何が起こっているのかまったくわからず、ある意味で襲撃者たちに取り込まれたようになる。
また、家に火をつけられたりしたら、この部屋で焼け死ぬことになってしまう。
・ワイン貯蔵庫をパニックルームにしてはいけない。ワイン貯蔵庫は地下にあり、地下では携帯電話は使えず、それこそ襲撃者の思う壺である。
・パニックルームを作る場合には十分な注意が必要である。
・壁はコンクリートで厚いものにして、ドアは鋼鉄で補強しておく必要がある。
・ひそかに外部に脱出できる出口も必要。
・外部と接続できる電話線で繋がった電話、携帯電話、無線なども常設しておく。
・食料、水、懐中電灯やろうそくなどの明かり、トイレット用品、サバイバルキットなど。