目次 †
モニタプログラムに要求される機能 †
- ステップ動作とブレーク操作
- ステップ実行とはプログラムを1命令ずつ区切って実行させることであり、ブレーク操作とは指定した任意の番地(ブレークポイントという)で一時停止させることである。
- これらの機能をモニタプログラムに持たせるには、CPUの強制割り込み実行を利用するための回路をCPU基板に追加する必要がある。
モニタプログラムのROMへの書き込み †
ROMライターを操作できるコンピュータが存在しない場合、モニタプログラムをROMに書き込む段階で若干問題になる。
- まず、デジタルスイッチなどを用いて手動でRAMにモニタプログラムを書き込む。
- プログラムとプログラムの隙間には必ずFFh(8ビットの場合)のようにしておくこと。
- RAMに記録されているモニタプログラムをCPUで実行して、ROMライターを用いてROMにモニタプログラムを書き込む。
参考文献 †
- 『ホビーエレクトロニクス マイコン回路の手ほどき』