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家電製品

デジタル家電を海外で使うときのポイント †

　国内で購入したデジタル家電には、AC100Vに対応したACアダプタが付属する。この電圧は国や地域によって異なるので、海外で国内で購入したデジタル家電を使うためには、対応したACアダプタか変圧器を用意する必要がある。これらの道具は日本で揃えておいてから海外に出発すべきである（現地ではなかなか手に入りにくいため）。

1. 変圧器（トランス）
   • 海外の電圧は様々で、そのほとんどは日本の100Vよりも高く設定されている。そのまま接続してしまうと発火してしまう可能性が高いため、変圧器を使って電圧を下げなければならない。
   • 訪れる地域の電圧に対応する変圧器が必要。
   • 変圧器を購入する場合には、大電力用と精密機器用の2種類があることに注意が必要である。
     • 大電力用の変圧器を精密機器であるデジタル家電に使用すると、故障の原因になる。
2. 充電器
   • デジタルカメラのように、二次電池を使用できる製品に必要。
   • 充電器の中には変圧機能を備えたものもあるので、その場合はコンセントだけを買い揃えればよい。
3. コンセント
   • 世界では7種類のコンセントが利用されているため、訪れる地域に応じた形状のコンセントが必要。
   • どの地域でも使用できるマルチタイプのコンセントの変換アダプタを用意しておくと便利。
4. 電源ケーブル
   • 日本の家電製品に利用されている電源ケーブルは、100Vでの使用を前提にしているため、高い電圧で使用すると発熱・発火する危険性がある。
   • 高電圧対応のケーブルがあれば安心。

参考文献 †

• 『これだけは知っておきたいデジタル家電のしくみとポイント』