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目次

航空無線システム

・航空機には様々な種類の無線設備が搭載されている。それらは電波高度計、方向探知機、航空機衝突防止装置、レーダー、形帰着率システムなどの航法・監視システムおよび通話、データ通信のための通信システムがある。

・弱い電波でも受信することができる特徴があるAM方式が採用されている。

航空交通官制通信

・大型航空機は、航空機に搭載した計器を使用して、官制の指示にしたがって飛行する計器飛行方式(IFR)によって、運行されている。

・地上から航空機に指示を与える官制通信は、通常音声により情報の交換が行われている。また、空港で行う空港周辺の官制と空港間の航空路を完成する航空路官制が行われている。

・空港で扱う業務として、地上管制、飛行場官制、進入管制、着陸誘導官制、ターミナルレーダー官制がある。航空交通官制部で行う業務には航空路官制、進入管制がある。

・航空では管制官に居る管制官と航空機のパイロットとの間で音声通信が行われている。また、空港のレーダー施設を用いて、航空機の飛行機の飛行状況を判断しながら対空通信施設によって官制を行うターミナルレーダー官制も行われている。

・航空交通官制部(ACC)は、空港の進入管制区域以外の日本の上空すべての空域をIFRで飛行する航空機の航空路官制を行っている。全国にあるレーダー施設と対空通信施設を通信回線で接続し、全国数箇所の官制部で全国の航空路を飛行する航空機の官制を行っている。

・これらの通信に使用されている電波の周波数は、VHF帯では108〜130MHz帯、UHF帯では225〜250MHz帯が主に用いられている。

空地データリンク

・空地データリンクは、航空機と官制機関、航空会社のホストコンピュータとの間のデータ通信網である。

・航空機と地上無線施設との間は、VHF帯の周波数のデータ通信回線で接続されている。

・航空機の便名、離着陸、エンジンデータ、気象データなど、航空機と各航空会社などの間でデータリンクコンピュータを介して、相互にデータを送受信することができる。

 

飛行場情報放送

・飛行場情報放送(ATIS)は、交通量の多い空港において、航空機の離着陸に必要な気象情報、使用滑走路、進入方式などの最新情報を反復してVHF無線電話で放送する業務である。

航空機公衆電話

・大型旅客機の客室などに設置された無線方式の公衆電話である。

・飛行中の航空機から、一般加入者電話、携帯電話などと直接通話することができる。

・航空機の高度5,000mの上空でほぼ日本全国と通話が可能である。

・使用周波数は800MHz帯が用いられ、一般の携帯電話とほぼ同じシステムで運用されている。

・航空機側の設備は航空機に搭載されている他の無線設備との相互の影響を避けるため、特別なシールドで実施してある。

・また、国際線旅客機では、インマルサット衛星を利用した公衆電話サービスおよび自営データ通信サービスが利用されている。

 インテルサット航空機設備は、1.6GHz帯の周波数を用いて、航空機に設置されたフェーズドアレーアンテナによって電子的なビーム指向性制御により、アンテナビームが衛星に向くような制御が行われている。

 

航空無線電話

・大規模空港とその周辺をサービスエリアとする業務用無線電話サービスである。

・各航空会社や空港関係機関の業務連絡用に車載無線機やハンディトランシーバを用いて通信を行うことができる。

・ハンディトランシーバ相互間では、広い空港内で良好な通信を行うことは難しいが、空港内に設置された中継局によるアナログMCAシステムによって、運用されているので、空港内のサービスエリア全域で安定した通話を行うことができる。

・また、緊急通話やグループ間通話など、空港業務の利用に適したシステムを構成することができる。

・使用周波数は800MHz帯が用いられている。