目次 †
電工ナイフ †
- 全長が170〜190mm程度のもの。刃渡りは80mm程度のもの。
- 刃先が丸いものより尖っているものがよい。
- 両刃のもので、研ぐことができるもの。
- ナイフは使っているうちに切れなくなってくる。
- 切れなくなったら必ず砥石でとぎ、切れ味をいつも一定に保っておく。
電工ナイフによるケーブル加工 †
- 感電や漏電を防ぐために接続箇所にテープを巻く。その際、電線が太い場合、段むきだとテープに隙間ができて、湿気による絶縁不良の原因になる。そこで、太い電線の場合には、鉛筆むきを行い、隙間ができないようにする。
- なお、電気工事士の技能試験では、リングスリーブの接続時にテープ巻きは省略される。
- 電工ナイフで付いた心線の傷は気にしない。
- 傷が付いても、大抵の場合深い傷ではないからである。
電工ナイフの各部の目安寸法 †
- 電工ナイフをちょっとしたスケール代わりに使うことができる。
- 実際のケーブル加工時には電工ナイフではなく、ケーブルストリッパを使うことが多い。しかも、ケーブルストリップにもスケールが印刷されている。
参考文献 †
- 『第二種電気工事士 技能試験の完全対策』
- 『はじめての技能入門講習』
