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Ethernet

目次 †

TherTalkとAppleTalk †

　MacOSには、デフォルトの通信プロトコルとして、AppleTalkがある。Ethernetを使う場合は、AppleTalkの下位プロトコルとしてEtherTalkを利用し、従来のAppleTalkのことはLocalTalkと呼び分けられている。

　本来は、AppleTalkの伝送路として、RS422規格のケーブルを利用していて、これをLacalTalkと呼んでいたが、最近のMacintoshにはこのRS422規格のコネクタ自体が用意されていないため、LacaTalkやEterTalkは、AppleTalkと共に忘れつつある。

Ethernetフレームの構成 †

　Ethernetフレームの構成には次の4つの規格が存在する。

• DIX
• IEEE802.3
• IEEE802.3+802.2(LLC)
• IEEE802.3+802.2(LLC+SNAP)

　どの規格を使うかは実装次第であり、プロトコルによって選択できる場合がある。
　ただし、現在のネットワークはDIXを使うTCP/IPが主流であり、LAN上のEthernetフレームの約9割はDIXになっているという。

[補講]LLCとSNAPはIEEE802.3を拡張した規格である。

LLCは信頼性のある通信を実行するために作られた802.3の上位プロトコル（IEEE802.2で規格）である。

LLCヘッダには通信内容を内部で識別するためのアドレス情報としてDSAP,SSAPと制御情報から成る。

一方、SNAPはDIXや802.3で使ってきたプロトコル識別子をLLC利用時に使うためのフレームフォーマットである。

SNAPヘッダの中にあるタイプフィールドの使い方は、DIXや802.3のタイプと同じである。　◇

DIX †

IEEE802.3 †

IEEE802.3+802.2(LLC) †

IEEE802.e+802.2(LLC+SNAP) †