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*目次 [#o1ef5bd2]

#contents


*デア論 [#y08306fe]
*プラトン [#k252bacd]

-紀元前427年〜347年
-プラトンは[[ピタゴラス]]学派の学徒である数学者アルキタスと親しかった。
--アテネで設立した学校アカデメイアの蔵書としてピロラウスの本を購入している。
--その結果、多くのピタゴラス学派の考え方が、プラトン哲学の体系とギリシャ思想の主流に取り込まれるようになった。


*イデア論 [#y08306fe]

 イデア論には次の3つの要素があると思われる。

-徳の本質としてのイデア
-認識の成立根拠のイデア
-存在者の存在構造としてのイデア

 
**イデアの究極根拠 [#t24a50ca]

 プラトンはイデア界の究極的な根拠として、''善のイデア''を立てた。善のイデアとは、無仮定の原理といわれ、理論的には認識できないものである。それは善なることがらへの度重なるかかわりのうちで鍛えられた魂の目に見えるだけである。


*ホメロスの神々に対する批判 [#rf5f37ad]

 ホメロスやヘシオドスの神々はナイーブかつ人間的に近いイメージがある。神と似ていることを主張することで、人間の自己意識の無限の可能性を賛美したわけである。これを''擬人的神観''と呼ぶ。

 しかし、クセノパネスやプラトンは、ホメロスの神々の非論理性ゆえに、厳しく批判した。真実の神は人間には全く似ていないといって、その超越性を主張したのである。 

[補講]クセノパネスの考える真実の神のヒントとなるもの。 
[補講]クセノパネスの考える真実の神のヒントとなるもの。 ◇

>「唯一の神、神々や人間たちのうちで最大なるものは、その姿においても思惟においても、死すべき者とは似ても似つかない」(断片23) 

>「神は見るはたらきそのもの、考えるはたらきそのもの、聞くはたらきそのものである」(断片24) 

 これは、後にアリストテレスが厳密な理論によって基礎付けた不動の動者という神概念に繋がっていく。


*プラトン派の宇宙に対する考え [#y3ec3dfd]

 プラトン派の人たちと、その後継者たちであるキリスト教信者たちは、「地球は汚れていて、いくらかむかつくが、天は完全であり、神聖である」という奇妙な考えを持っていた。地球は惑星のひとつであり、私たちは宇宙の市民であるという基本的考えは、拒否され、忘れられていた。 

 
*プラトンの言動・文献 [#aaefc838]

・「すべてのものに神が満ちている」と信じていた。 
-「すべてのものに神が満ちている」と信じていた。 
--自分の政治学と宇宙学とを結びつけるにあたって、事実奴隷を例え話に使った。彼は、デモクリトスの本(同じくホメロスの本も)はすべて焼くようにと人に勧めたといわれている。それは、おそらくデモクリトスが不朽の霊魂とか不朽の神とか、ピタゴラスの神秘主義とかを認めなかったからである。あるいは、世界は無限に存在すると、彼が信じていたからかもしれない。

 自分の政治学と宇宙学とを結びつけるにあたって、事実奴隷を例え話に使った。彼は、デモクリトスの本(同じくホメロスの本も)はすべて焼くようにと人に勧めたといわれている。それは、おそらくデモクリトスが不朽の霊魂とか不朽の神とか、ピタゴラスの神秘主義とかを認めなかったからである。あるいは、世界は無限に存在すると、彼が信じていたからかもしれない。


*参考文献 [#z07df838]

-『ヨーロッパ思想入門』 
-『COSMOS 下』
-『ポアンカレ予想を解いた数学者』