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*目次 [#a09946ef]

#contents

*宣伝 [#cc86f01e]

 当サイトにおける暗号に関するページでは、説明が足りなかったり、誤った記述をしていたりするところがあります。今後、少しずつ修正する予定です。~

 暗号理論の『暗号技術のすべて』が発売されています。初心者向けの暗号本です。これまで暗号本に何度か挑戦しつつも挫折してしまった方、学校の課題で悩んでいる方、資格試験にて暗号の問題が苦手な方などにお勧めです。

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*約束語の特徴 [#a021215b]

-約束語をあらかじめ準備さえしておけば、暗号を使っていることが人にはわかりにくい。 
-例え長い文章でも、初めから使うことを予測できるような場合は、短い約束語で済む。


*約束語式暗号の例 [#udf36371]

**例1 [#s4f096d2]

 第2次世界大戦中に連合軍が北フランスのノルマンディに上陸した。この作戦は、イギリスのBBC放送がフランスのレジスタンス組織(フランスはドイツ軍に占領されていたが、国内にはこっそりと抵抗組織が作られていた)に、上陸の予告とそれが48時間以内に開始されることを伝えるために、あらかじめ打ち合わせておいた約束語を放送した。約束語として、フランスの詩人ヴェルレーヌの『秋の詩』が選ばれていた。詩の第一節は、「連合軍の上陸が切迫している」ことを伝えたもので、ある月の1日か15日に放送されることになっていたし、第二節が放送されると、上陸はいよいよ「48時間以内に迫った」ことを意味していた。 

 1944年6月1日、上陸を予告する詩の第一節「秋の日のヴィオロンのためいき」が放送された。さらに、6月5日に詩の第二節「身にしみて、ひたぶるのうら悲し」が繰り返された。そして、6月6日朝に史上最大のノルマンディ上陸作戦が開始されたのである。 

**例2 [#x972cc8a]

 約束語の身近なものには、あだ名や変名がある。夏目漱石の『坊っちゃん』に出てくる「赤シャツ」「うらなり」「山嵐」「野太鼓」「マドンナ」などのあだ名もそうである。 

**例3 [#vc1381a4]

 忠臣蔵で有名な赤穂の浪士は、一人残らず変名を用いていた。 
 忠臣蔵で有名な赤穂浪士は、一人残らず変名を用いていた。 

**例4 [#p8e03de9]

 日本海軍はミッドウェー作戦当時、次のような約束語を使っていた。 

-「海行かば」=「敵艦隊攻撃C法」


*参考文献 [#za3997f1]

-『暗号の秘密』