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  • アレルギー へ行く。

*目次 [#yef057bb]

#contents


*アレルギーの仕組み [#v1fa027d]

 元々、人間には体内に侵入した異物(抗体)に対して、それに対抗するための抗体を作って退治するという免疫機構がある。しかし、この抗体の中のlgE抗体という特殊な抗体がアレルギーが起こす。lgE抗体は、体内の肥満細胞とくっ付く性質がある。肥満細胞は、ヒスタミンやセロトニンなどの化学物質を内部にたくさん含んでおり、鼻の粘膜、目の粘膜、気管支、皮下などに存在する。肥満細胞とlgE抗体がくっ付きやすいのは、肥満細胞の表面にlgE抗体とくっ付くための鍵穴を持っているからです。肥満細胞とlgE抗体と抗原がくっ付くと、電気的な刺激が伝わり、肥満細胞がパチンとはじける。そして、中のヒスタミンやセロトニンが放出され、その影響で様々な症状が出る。これがアレルギー反応の仕組みである。つまり、この反応が鼻の粘膜で起きれば、くしゃみ、鼻水、鼻づまりが起こる。目の粘膜で起きれば、結膜が充血して涙が出る。気管支で起きれば喘息、皮下で起きればアトピー性皮膚炎が起こるというわけである。 

 
*アレルギーと寄生虫 [#eca54f8d]

 寄生虫は人の体内で糞尿をする。その分泌物や排泄物の中にある分子量15,000の糖タンパクが、特殊なlgE抗体をものすごくたくさん産出する。このlgE抗体は非特異的なlgE抗体で、抗原とくっ付かない性質を持つ。抗原とくっ付かないのでアレルギー反応は起こらない。つまり、寄生虫が体内にいると、この特殊なlgE抗体が肥満細胞の表面の鍵穴をすっかり覆ってしまう。そこに、春先の花粉が飛んできてlgE抗体を作ったとしても、肥満細胞上の鍵穴がふさがっているので、くっ付いて反応することができないわけである。よって、寄生虫によってアレルギー、花粉症が抑えられるわけである。