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  • ニカワ へ行く。

*ニカワ [#z5317d39]

-動物性の[[接着剤]]として、昔から親しまれてきた。
-動物の皮や結合組織、[[骨]]などを[[水]]で煮たときに得られる[[タンパク質]]性の材料である。
-良質のものは、[[ゼラチン]]といって、バイオ関連の材料や写真のフィルムの感光膜などに使っているが、不純なものをニカワという。
-水を加えて70℃ぐらいに温めると溶液になり、接着剤を生じるので、紙や木材にニカワの溶液を塗り付け、加圧して接着する。
-ニカワの接着剤は割合と大きいが、材料の性質上、耐水性に乏しい。
-ニカワを改良して耐水性を持たせることが今までも検討されてきたが、合成樹脂系の接着剤には及ばない。
-バイオリンなどの弦楽器や木管楽器ではニカワが使われている。
--どんな名器でも時間がたつと音が変わってしまうので、分解・調整して再組み立てをする必要があるが、分解するときはニカワの耐水性の悪さが、逆に都合がよい。水を付ければ、楽器にとって大切な木質部を痛めることなく剥がせるからである(合成樹脂系の接着剤ではこのようにならない)。

*ニカワの応用 [#r2c89131]

-接着剤
-[[墨]]の材料
-[[日本画]]の下地
-ニカワと[[牛乳]]から[[カゼイン]]が作れる。
-木製家具や木製楽器にニカワが使われていた。
--ストラディバリウスのような[[バイオリン]]の名器にも使われている。


*参考文献 [#r2efe1a6]

-『接着の科学』