*目次 [#kd445f41]
諸事情により解錠の方法については公開を停止します。~
書籍『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』では、錠前の構造、歴史、鍵開けについて詳細に解説しているので、そちらを参照してください。

#contents

*宣伝 [#ed3b39b6]

 鍵開けに関するページでは、古かったり、誤った解釈をしていたりするところが多々あります。今後は少しずつ修正する予定です。~
 錠前の構造、歴史、鍵開けの方法を載せた『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』が発売されています。サイトの内容はほとんど参照しないで書いたので、あまり重複していないと思います。

[[&ref(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/books/lock/img/cover_mini.png,nolink,『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』公式サイト);>http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/books/lock/]]

 興味がある方は[[公式サイト:http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/books/lock/]]を参照してください。[[Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4781702228/]]でも発売中です。
-興味がある方は[[公式サイト:http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/books/lock/]]を参照してください。
-[[Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4781702228/]]でも発売中です。


*ツイストタンブラー錠 [#xd4f47e0]

**構造 [#sf75f9dd]
//*目次 [#kd445f41]
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//#contents
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//*宣伝 [#ed3b39b6]
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// 鍵開けに関するページでは、古かったり、誤った解釈をしていたりするところが多々あります。今後は少しずつ修正する予定です。~
// 錠前の構造、歴史、鍵開けの方法を載せた『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』が発売されています。サイトの内容はほとんど参照しないで書いたので、あまり重複していないと思います。
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//[[&ref(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/books/lock/img/cover_mini.png,nolink,『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』公式サイト);>http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/books/lock/]]
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// 興味がある方は[[公式サイト:http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/books/lock/]]を参照してください。[[Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4781702228/]]でも発売中です。
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//
//*ツイストタンブラー錠 [#xd4f47e0]
//
//**構造 [#sf75f9dd]
//
// 鍵の凸凹が上から見たとき斜めになっていて、それに沿ってピンが上下だけでなく回転が加わり、それでやっとピンのシアラインが揃う。そして、一緒にサイドバーのシアラインも揃い、この2箇所が揃ってから内筒が回転するのである。
//
//#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/side21.jpg)
//#img(,clear)
//
//#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/side22.jpg)
//#img(,clear)
//
//
//*サンポウロック製オプナスTEX/ST [#z07a0dae]
//
//-キーの段差を見ると12個のピンタンブラーが使われているように見えるが、実は6個のピンタンブラーが本物であり残りはダミーである。 
//-ピンは深さと角度が合ってはじめて落ちるような仕組みである。 
//-内筒と外筒をひっかけているのはピンタンブラーではなく、内筒の左右に入っている2つのサイドバーである。 
//-オプナスTEX/STはチェンジキー方式を採用している。 
//--チェンジキー方式について解説してみよう。まずキーがA〜Dの4本あるとする。最初にAキーで鍵を閉めると、C以外のキーでは開けられなくなる。さらに、Dキーで鍵を閉めると、Aキーで開けられるようになり、Cキーで開けられなくなる。 
//--この方式はかつて郵便局で使われていた。郵便局員XがAキーで開けられるポストの回収を忘れたとする。すると、ポストの鍵をBキーで閉めていない。次に同じポストの回収を行う郵便局員Yは、本来ならCキーで鍵を開けられるはずだ。しかし、XがBキーで閉めていないので、Cキーで鍵を開けることができない。これで鍵を開けられないとき、前の局員が回収を忘れたことがわかる。 
//-サイドバーが2つあるのはこのチェンジキー方式を可能にする仕組みである。
//
//
//*ピッキングツール利用によるMedecoのピンアラームスイッチロックの解錠 [#i8000689]
//
//-この種の錠は3ピンか4ピンで構成されている。これもツイストタンブラー錠のような仕組みで内筒が回る。 
//-3ピンアラームスイッチロックの構造は次のようになっている。
//
//#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/pin7.jpg)
//#img(,clear)
//
//-モンキーピック(K)とホワイトクレーンフェザータッチテンションレンチ(L)を使用して解錠できる。
//
//#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/pin8.JPG)
//#img(,clear)
//
//
//*ピッキングツール利用によるMedeco DURACAMロックの解錠 [#f91f3141]
//
//-ホライズンキーウェイというデザインをしている。これはUS特許番号4,635,455である。 
//-海外のゲームセンターにあるゲームマシン機の鍵として使われている。 
//-小型のダイヤモンドピック(B)とループフェザータッチテンションレンチ(M)を使用して開錠することができる。
//
//#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/pin9.JPG)
//#img(,clear)
//
//
//*ピッキングツール利用によるMedeco製のPAYPHONEロックの解錠 [#tf437f5a]
//
//-ピン構造は次のようになっている。
//
//#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/mush1.JPG)
//#img(,clear)
//
//--4つのピンはマッシュルームピンになっているので、普通のピンサイドバー錠よりテンションのかけ具合が難しくなっている。まさにハイセキュリティの錠といえる。 
//
//-小型のダイヤモンドピック(B)とチューブラーテンションレンチ(O)で開錠することができる。
//
//#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/mush2.jpg)
//#img(,clear)
//
//
//*Medeco製のドアロック [#i3552eea]
//
//-Medeco製のドアロック(ピン数が6)の構造は次のようになっている。
//
//#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/medeco1.jpg)
//#img(,clear)
//
//
//*ピッキングツール利用によるRUKOヨーロピアン銀行のドアロックの解錠 [#w92b5e25]
//
//-ピン列が1本のピンタンブラー錠は、簡単にピッキングできることはすでに述べた。 
//--それに対抗すべくピッキング対策として、スプールピンやマッシュルームピンのピンタンブラー錠が誕生した。しかし、これでもフェザータッチテンションを使えばピッキングができてしまう。 
//--さらにセキュリティ側はそれに対抗すべくマルチプルロウ(2本以上のピン列)を持つサイドバー錠を考え出した。 
//-デンマークのRuko製のICドアロックは次のような構造になっており、小型のダイヤモンドピック(B)とホワイトクレーンフェザータッチテンションレンチ(L)を利用して開錠できる。
//
//#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/side23.JPG)
//#img(,clear)
//
//--11ピン(=6ピン+5ピン)のピンがあり、2つのピン列がある。つまり、2つのピン列どちらもレーキングしなければならない。
//
//
//*ピッキングツール利用によるASSA6000シリーズの解錠 [#ee873de5]
//
//-アメリカの郵便局のドアの錠で使われている。重要な場所で使われることもあって、ASSA6000シリーズはかなりよい錠といえる。 
//-構造は次のようになっている。
//
//#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/side24.jpg)
//#img(,clear)
//
//--図からわかるように、ピンすべてにマッシュルームピンを使っているのではなく、スプールピンなども併用している。さらに、ピンが複数に分割されている。これはセキュリティを上げつつ、マスターキーで複数の鍵を開けることができるよう利便性を追求した仕組みである。 
//-小型のダイヤモンドピック(B)とホワイトクレーンフェザータッチテンションレンチ(L)を利用して開錠できる。
//
//
//*ピッキングツール利用によるASSA TWIN V-10の解錠 [#qa595479]
//
//-サイドバーとサイドピン、カウンターミリングの構造は次のようになっている。
//
//#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/side25.jpg)
//#img(,clear)
//
//--この''カウンターミリング(Counter-Milling)''は、一種のマッシュルームピンなどと同じような働きをピン側ではなく内筒側に持たせた仕組みである。 
//
//-さらに、次の図をみてもらいたい。これはピンの構造である。ASSA6000シリーズのように1つの穴に複数のピンが連なって入っているが、中間のピンにもマッシュルームやスプールなどの仕組みが付いているのである。
//
//#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/pin11.JPG)
//#img(,clear)
//
//-鍵穴を覗いてみるとわかるが、かなりキーウェイの形状は特殊である。また、上にピンが見えるが、それが2段になっていることがわかるだろう(これはイラストだから見やすいだけかもしれないが)。
//
//#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/pin10.jpg)
//#img(,clear)
//
//-次の画像はASSA V-10のサイドバーである。
//
//#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/pin13.jpg)
//#img(,clear)
//
//--それでは錠全体の構造を見て欲しい。小型のダイヤモンドピック(B)とホワイトクレーンフェザータッチテンションレンチ(L)を利用して開錠できるが、慣れないと困難だと思われる。
//
//#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/pin12.jpg)
//#img(,clear)

 鍵の凸凹が上から見たとき斜めになっていて、それに沿ってピンが上下だけでなく回転が加わり、それでやっとピンのシアラインが揃う。そして、一緒にサイドバーのシアラインも揃い、この2箇所が揃ってから内筒が回転するのである。

#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/side21.jpg)
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#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/side22.jpg)
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*サンポウロック製オプナスTEX/ST [#z07a0dae]

-キーの段差を見ると12個のピンタンブラーが使われているように見えるが、実は6個のピンタンブラーが本物であり残りはダミーである。 
-ピンは深さと角度が合ってはじめて落ちるような仕組みである。 
-内筒と外筒をひっかけているのはピンタンブラーではなく、内筒の左右に入っている2つのサイドバーである。 
-オプナスTEX/STはチェンジキー方式を採用している。 
--チェンジキー方式について解説してみよう。まずキーがA〜Dの4本あるとする。最初にAキーで鍵を閉めると、C以外のキーでは開けられなくなる。さらに、Dキーで鍵を閉めると、Aキーで開けられるようになり、Cキーで開けられなくなる。 
--この方式はかつて郵便局で使われていた。郵便局員XがAキーで開けられるポストの回収を忘れたとする。すると、ポストの鍵をBキーで閉めていない。次に同じポストの回収を行う郵便局員Yは、本来ならCキーで鍵を開けられるはずだ。しかし、XがBキーで閉めていないので、Cキーで鍵を開けることができない。これで鍵を開けられないとき、前の局員が回収を忘れたことがわかる。 
-サイドバーが2つあるのはこのチェンジキー方式を可能にする仕組みである。


*ピッキングツール利用によるMedecoのピンアラームスイッチロックの解錠 [#i8000689]

-この種の錠は3ピンか4ピンで構成されている。これもツイストタンブラー錠のような仕組みで内筒が回る。 
-3ピンアラームスイッチロックの構造は次のようになっている。

#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/pin7.jpg)
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-モンキーピック(K)とホワイトクレーンフェザータッチテンションレンチ(L)を使用して解錠できる。

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*ピッキングツール利用によるMedeco DURACAMロックの解錠 [#f91f3141]

-ホライズンキーウェイというデザインをしている。これはUS特許番号4,635,455である。 
-海外のゲームセンターにあるゲームマシン機の鍵として使われている。 
-小型のダイヤモンドピック(B)とループフェザータッチテンションレンチ(M)を使用して開錠することができる。

#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/pin9.JPG)
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*ピッキングツール利用によるMedeco製のPAYPHONEロックの解錠 [#tf437f5a]

-ピン構造は次のようになっている。

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--4つのピンはマッシュルームピンになっているので、普通のピンサイドバー錠よりテンションのかけ具合が難しくなっている。まさにハイセキュリティの錠といえる。 

-小型のダイヤモンドピック(B)とチューブラーテンションレンチ(O)で開錠することができる。

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*Medeco製のドアロック [#i3552eea]

-Medeco製のドアロック(ピン数が6)の構造は次のようになっている。

#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/medeco1.jpg)
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*ピッキングツール利用によるRUKOヨーロピアン銀行のドアロックの解錠 [#w92b5e25]

-ピン列が1本のピンタンブラー錠は、簡単にピッキングできることはすでに述べた。 
--それに対抗すべくピッキング対策として、スプールピンやマッシュルームピンのピンタンブラー錠が誕生した。しかし、これでもフェザータッチテンションを使えばピッキングができてしまう。 
--さらにセキュリティ側はそれに対抗すべくマルチプルロウ(2本以上のピン列)を持つサイドバー錠を考え出した。 
-デンマークのRuko製のICドアロックは次のような構造になっており、小型のダイヤモンドピック(B)とホワイトクレーンフェザータッチテンションレンチ(L)を利用して開錠できる。

#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/side23.JPG)
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--11ピン(=6ピン+5ピン)のピンがあり、2つのピン列がある。つまり、2つのピン列どちらもレーキングしなければならない。


*ピッキングツール利用によるASSA6000シリーズの解錠 [#ee873de5]

-アメリカの郵便局のドアの錠で使われている。重要な場所で使われることもあって、ASSA6000シリーズはかなりよい錠といえる。 
-構造は次のようになっている。

#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/side24.jpg)
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--図からわかるように、ピンすべてにマッシュルームピンを使っているのではなく、スプールピンなども併用している。さらに、ピンが複数に分割されている。これはセキュリティを上げつつ、マスターキーで複数の鍵を開けることができるよう利便性を追求した仕組みである。 
-小型のダイヤモンドピック(B)とホワイトクレーンフェザータッチテンションレンチ(L)を利用して開錠できる。


*ピッキングツール利用によるASSA TWIN V-10の解錠 [#qa595479]

-サイドバーとサイドピン、カウンターミリングの構造は次のようになっている。

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--この''カウンターミリング(Counter-Milling)''は、一種のマッシュルームピンなどと同じような働きをピン側ではなく内筒側に持たせた仕組みである。 

-さらに、次の図をみてもらいたい。これはピンの構造である。ASSA6000シリーズのように1つの穴に複数のピンが連なって入っているが、中間のピンにもマッシュルームやスプールなどの仕組みが付いているのである。

#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/pin11.JPG)
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-鍵穴を覗いてみるとわかるが、かなりキーウェイの形状は特殊である。また、上にピンが見えるが、それが2段になっていることがわかるだろう(これはイラストだから見やすいだけかもしれないが)。

#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/pin10.jpg)
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-次の画像はASSA V-10のサイドバーである。

#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/pin13.jpg)
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--それでは錠全体の構造を見て欲しい。小型のダイヤモンドピック(B)とホワイトクレーンフェザータッチテンションレンチ(L)を利用して開錠できるが、慣れないと困難だと思われる。

#img(http://s-akademeia.sakura.ne.jp/main/image8/pin12.jpg)
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