*目次 [#ba36722a]

#contents


*メチルエチルケトンパーオキサイド [#lee18a2f]

-メチル/エチル/ケトン/パーオキサイド
-指定数量:10kg
-第1種自己反応性物質
-市販品は可塑剤(ジメチルフタレート)で希釈させる。
-メチルエチルケトンパーオキサイドは、メチルエチルケトンと過酸化水素と反応して生成されるが、反応条件によって成分の割合は異なっている。

*形状・性質 [#z43865e2]

-無色透明で'''特臭'''【とくしゅう】のある油状の液体。
-比重は1.12である。
-融点は-20℃以下である。
-引火点は72℃(開放式)である。
-発火点は177℃である。
-純粋なものは不安定で分解されやすい。
-水には溶けないが、[[ジエチルエーテル]]には溶ける。

*危険性 [#x6548a30]

-それ自体は可燃性である。
-40℃以上に加熱すると分解が促進される。
-ぼろ布・鉄錆と接触すると30℃以下で分解する。
-引火すると急激に燃焼する。
-日光・衝撃でも分解し、発火することがある。

*火災予防の方法 [#d441de0e]

-通風のよい冷暗所に貯蔵する。
-容器は密栓しないで'''通気性のよい栓'''を使用する。
--密栓をすると内圧が大きくなり、分解を促進するため。
-火気に注意する。
-容器を移動する際に、衝撃に注意する。
-自然分解の危険性があるので、金属・有機物を遠ざけて貯蔵する。
-高濃度の場合、爆発することがあるので注意する。

*消化の方法 [#p007c857]

-大量の水または泡などの水系の消火剤を用いて消化する(冷却消化)。
-初期火災の場合、砂を使用してもよい(窒息消化)。

*参考文献 [#n1a6e01a]

-『チャレンジライセンス 乙種1・2・3・5・6類 危険物取扱者テキスト 改訂版』