• 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
  • 少年犯罪 へ行く。

*目次 [#y86e843b]

#contents


*少年の不法行為 [#j8123a05]

 非行少年いよって行われた不法行為は次の5つのカテゴリーに分類される。 

-対人不法行為 
--加重暴行、強盗、性的暴行といった、成人によって敢行される犯罪と同様の身体(暴力)犯罪。 
-対物不法行為 
--侵入窃盗、非侵入窃盗、ヴァンダリズムといった、成人によって敢行される犯罪と同様の財産犯罪。 
-ドラッグ犯罪 
--薬物の所持、流通または製造。 
-公的秩序に対する犯罪 
--騒音のような社会に対する迷惑犯罪。 
-虞犯行為 
--深夜徘徊、家出、学校の無断欠勤といった、少年のみが敢行しうる行為。



*仲間体験 [#hdc2e63f]

・若者は2つの異なる世界に暮らす。ひとつは家族であり、もうひとつは友人である。金銭、教育、進路の問題では家族からはアドバイスを求めることが多いが、社会生活(服装、飲酒、デート、ドラッグ、余暇活動)に関する意思決定では圧倒的に仲間の意見に合わせたいと考える。 

・研究文献が一貫して見出しているのは、仲間づきあいが非行の単一的な予測変数としてはもっとも強力で、もっとも一貫性があるということである。 

・非行少年の友達がいると報告した若者のほうが、自分自身の非行犯罪を報告する可能性が高い。 

 この関係は頑健であるので、凶悪非行少年に対する処遇プログラムの中には、健全な仲間づきあいを新しく作り出すことを優先事項としているものもある。 

・仲間とドラッグしようの関連は特に強い。若者がドラッグを使うのは、友達がやっていてるからそれが正しいことだとか安全だとか思えるためというよりも、単に友達がやっているという理由が多い。


*漂流理論 [#u020b676]

・大人から見れば少年たちがやったことは非行以外のなにものでもないが、彼らは自分自身ではそう思っていない。 

 アメリカの社会学者D・マッツァは、こうした現代の非行の特徴を漂流理論によって説明している。''漂流理論''とは、若者が善と悪の世界を文字通り漂流しているというものである。それでいながら、彼らが自分を非行少年と認めないのは、次の5つの「合理化・中和」策が使われるからだという。 

-責任の否定 
--「親が小遣いをくれないから、万引きをするのだ」 
-加害の否定 
--「カツアゲしたのではなく、ちょっと金を借りただけだ」 
-被害者の否定 
--「悪いのは、殴った俺ではなく、偉そうな態度をとったアイツだ」 
-非難者への非難 
--「大人だってずるいことをしているくせに…」 
-高度な忠誠への訴え 
--「仲間がやられているのを黙ってみているわけにはいかない」 

・一言でいえば、責任転嫁であり、世間や親に対する甘えだが、それを理由に彼らを攻める資格のある人はそうはいないはずである。


*性別との関係 [#n7dada32]

・一貫して女子は男子よりも虞犯行為(特に家出と深夜徘徊)で警察に拘引されることが多い。 

・加えて、自己報告では男子も万引き行動が同じくらい多いという事実にもかかわらず、女子のほうが万引きで逮捕されることが多い。 

・女子が盗む物品は男子が盗む物品よりも明らかに低価格である。