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  • 情報収集 へ行く。

*目次 [#w88b04d9]

#contents


*情報収集の原則 [#id5edddb]

**5W1H [#ae8e4fc2]

 5W1Hを軸に情報収集するというのはもっとも基本的なことである。5W1Hとは次を意味する。

-When:いつ情報を収集するか
--例:納期、契約開始時期、試験期、フィージビリティ期
-Where:どこから情報を得るか
--例:人、文献、電子データ
-Who:誰が情報を与えたか(受けたか)
--情報の入出所を人で分類しておく
-What:どんな情報を収集するか
--例:基礎データ、応用データ、計画データ、説得データ、評価データ
-Why:何のために情報を集めるか
--例:システム化、ユーザー利用、業務企画
-How:どのように収集するか
--例:個人、グループ、電子ネット、インタビュー、会議

 この5W1Hを基準にして、「目的と手段」の関連を把握することが重要である。


**事実と意見を区別する [#h3cbf621]

 情報を[[インタビュー]]や[[面談]]などにより人から収集する場合、相手の使う言葉は事象そのものを表現しているのではなく、話し手の見方(メンタルモデル)によって歪められていると考えなければならない。

例:[[ゲリラ戦争]]において、農民たちはゲリラ側に自発的に協力して[[スパイ]]行動をすることがある。しかし、農民たちの言葉には誇張が多いので注意が必要である。

 そのため、次の点について注意が必要である。

-問題それ自体と問題の現れる症状を区別する
-形容詞が誇張して使われていないか注意して判断する
-報告された文書表現とその書き手の人格とは区別する


**先入観に捨てる [#h102a8f0]

-「誰が」から見ることは避けて、「何が、どのように」から探す
-原因をひとつではなく、複数の要因から成ると考える


**全方位から収集する [#a2d3be9f]

 情報・データは興味ある観点や方向からだけ集めるのではいけない。そうのように集めてしまうと、結果も偏ってしまう。これを防ぐために、次の点に留意して、情報を収集しなければならない。

-情報収集の前に、問題意識を鮮明にしておく
-集めてきた情報が全方位から集まってきているかを確認する
-全方位でない場合は、足りないところを埋めるように取材する


**飛び石伝いに収集する [#u53875bf]

 いきなり目的の情報にたどり着けるのは難しい。よって、関係のありそうなところから次から次へと飛び石伝いに収集していくと効果的である。ただし、最終的に飛び石伝いをする範囲を限定されていては、先ほどの全方位から収集するということに矛盾するので、いけない。あくまで最終的には飛び石の隙間を埋めるように、なおかつ全方位の比重が一様になるようにしなければならない。

-どこから始めるかを決め、そこを最初に次々と集めていく
-収集をしているときに、直接関係なさそうな情報も必ず書き留めておく


*参考文献 [#f203d1b6]

-『コミュニケーション技法』