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  • 第1類危険物 へ行く。

*目次 [#k39681e3]

#contents


*第1類危険物 [#i216ab0e]

 ''第1類危険物''とは消防法別表の第1類の項目の品名欄に掲げてある物品で、酸化性固体の性状を有するものをいう。酸化性固体とは酸化力の潜在的な危険性を判断するための試験において、一定の性状を示す固体である。

*第1類の危険物に共通する特性 [#ifde436b]

・大部分は無色の結晶または白色の粉末である。

・一般に不燃性の物質である。

・他の物質を参加する酸素を分子構造中に含有している。

・加熱・衝撃・摩擦などにより分解して酸素を発生するため、周囲の可燃物の燃焼を著しく促進する強力な酸化剤(酸素共有体の役目をする)である。

・アルカリ金属の過酸化物などは水と反応して酸素と熱を発生する。

・潮解性を有するものは、木材・紙などに染み込んでいるので、乾燥した場合は爆発の危険性がある。


*第1類の危険物に共通する火災予防 [#fb586fff]

**火災予防の方法 [#d13467b8]

・加熱・衝撃・摩擦を避ける。

・火気を近づけない。

・可燃物・有機物・その他参加されやすい物質との接触を避ける。

・強酸類との接触を避ける。

・容器を密封して、冷暗所に貯蔵する。

・水と反応して酸素を発生するアルカリ金属の過酸化物などは水との接触を避ける。

・潮解しやすいものは、湿気が入らないように注意する。


**第4類の火災の消化方法 [#gf329042]

・一般に大量の水を注水して冷却消化する。これは酸化性物質の分解温度以下に下げることで、可燃物の[[燃焼]]も抑制できる。

・アルカリ金属の過酸化物などは水と反応して酸素を発生するので、これらの火災の場合には初期の段階で炭酸水素塩類などを使用する粉末消化剤または乾燥砂を用いる。中期以降は、大量の水を直接危険物に注水しないで、隣接する可燃物に注水して延焼を防止する。


*塩素酸塩類 [#n28a6f17]

 ''塩素酸塩類''とは、塩素酸HClOSUB{3};の水素原子Hが金属原子で置き換えられた形の化合物(''塩素酸塩''という)の総称である。

 塩素酸塩類は加熱・衝撃・強酸の添加で、単独で爆発するものである。また[[有機物]]・[[木炭]]・[[硫黄]]・[[赤リン]]・[[マグネシウム]]の粉末・[[アルミニウム]]粉などと交じり合うと、爆発の危険性が高くなる。


**塩素酸塩類の物質 [#r3bdbe23]

-[[塩素酸カリウム]]
-[[塩素酸ナトリウム]]

*過塩素酸塩類 [#u23c244d]

 ''過塩素酸塩類''とは、過塩素酸HClOSUB{4};の水素原子Hが金属原子で置き換えられた形の化合物(''過塩素酸塩''という)の総称である。

 過塩素酸塩類は、塩素酸塩類よりも安定している。それでも加熱・衝撃によって分解する。[[硫黄]]・[[リン]]・[[木炭]]の粉末の可燃物と混ざっているときには急激に燃焼し、爆発することもある。

**過塩素酸塩類の物質 [#d0b44680]

-[[過塩素酸アンモニウム]]
-[[過塩素酸カリウム]]
-[[過塩素酸ナトリウム]]

*無機過酸化物 [#s399129b]

 ''過酸化物''とは、無機化合物中にOSUB{2};SUP{2-};(マイナス2価のOSUB{2};基)を有する酸化物の総称である。''無機過酸化物''とは、過酸化水素HSUB{2};O{3};の水素原子H2個が金属原子で置き換えられた形の化合物の総称である。
 ''過酸化物''とは、無機化合物中にOSUB{2};SUP{2-};(マイナス2価のOSUB{2};基)を有する酸化物の総称である。''無機過酸化物''とは、過酸化水素HSUB{2};OSUB{2};の水素原子H2個が金属原子で置き換えられた形の化合物の総称である。

 アルカリ金属([[カリウム]]・[[ナトリウム]])の過酸化物は、水と激しく反応して分化して、多量の酸素を発生するので注意が必要である。

**無機過酸化物の物質 [#w0a8fc39]

-[[過酸化カリウム]]
-[[過酸化ナトリウム]]
-[[過酸化バリウム]]


*亜塩素酸塩類 [#k3d47ff3]

 ''亜塩素酸塩類''とは、亜塩素酸HClOSUB{2};の水素原子Hが金属原子で置き換えられた形の化合物(''亜塩素酸塩''という)の総称である。

 加熱・衝撃・摩擦などによって分解し、酸素を発生しやすい。可燃物と混合していると、ときには爆発的に反応が進行することがあるため、危険性が高い。

**亜塩素酸塩類の物質 [#kf52011e]

-[[亜塩素酸ナトリウム]]
-[[亜塩素酸カリウム]]


*臭素酸塩類 [#h3fe8481]

 ''臭素酸塩類''とは、臭素酸HBrOSUB{3};の水素原子Hが金属原子または他の陽イオンと置き換えられた形の化合物(''臭素酸塩''という)の総称である。

 臭素酸塩類の多くは、白色または無色の結晶で水に溶けやすいものが多い。

**臭素酸塩類の物質 [#w3812cb8]

-[[臭素酸カリウム]]


*硝酸塩類 [#kbc2f0c4]

 ''硝酸塩類''とは、硝酸HNOSUB{3};の水素原子Hが金属原子で置き換えられた形の化合物(''硝酸塩'という)の総称である。

 硝酸塩類は吸湿性があり、水によく溶ける。塩素酸塩類・過塩素酸塩類などよりも加熱や衝撃に対して安定しているが、可燃物と混合すると危険がある。

**硝酸塩類の物質 [#e4a8879b]

-[[硝酸アンモニウム]]
-[[硝酸カリウム]]
-[[硝酸ナトリウム]]


*ヨウ素酸塩類 [#y38a25c5]

 ''ヨウ素酸塩類''とは、ヨウ素酸HIOSUB{3};の水素原子Hが金属原子で置き換えられた形の化合物(''ヨウ素酸塩'という)の総称である。

 ヨウ素酸塩類は、常温では塩素酸塩類・臭素酸塩類に比べて安定しているが、可燃物と混合したときは加熱・衝撃・摩擦などにより発火したり、爆発したりする危険性がある。

**ヨウ素酸塩類の物質 [#m38c02e3]

-[[ヨウ素酸カリウム]]
-[[ヨウ素酸ナトリウム]]


*過マンガン酸塩類 [#u814320d]

 ''過マンガン酸塩類''とは、過マンガン酸HMnOSUB{4};の水素原子Hが金属原子で置き換えられた形の化合物(''過マンガン酸塩'という)の総称である。

 過マンガン酸塩類は硝酸塩類より危険性は低いが、硝酸塩類と同じように強力な酸化剤である。

**過マンガン酸塩類の物質 [#xb40d2a6]

-[[過マンガン酸カリウム]]
-[[過マンガン酸ナトリウム]]


*重クロム酸(二クロム酸)塩類 [#y843f926]

 ''重クロム酸塩類''とは、重クロム酸(二クロム酸)HSUB{2};CrSUB{2};OSUB{7};の水素原子Hが金属原子または陽イオンで置き換えられた形の化合物(''重クロム酸塩'という)の総称である。

 重クロム酸塩類は、硝酸塩類よりは危険が少ない。しかし硝酸塩類と同じように強酸である。

**重クロム酸塩類の物質 [#z0e8dca9]

-[[重クロム酸アンモニウム]]
-[[重クロム酸カリウム]]


*過ヨウ素酸塩類 [#v5cdf1f0]

 ''過ヨウ素酸塩類''とは、過ヨウ素酸HIOSUB{4};の水素原子Hが金属原子または他の陽イオンで置き換えられた形の化合物(''過ヨウ素酸塩'という)の総称である。

**過ヨウ素酸塩類の物質 [#r0a3c0b5]

-[[過ヨウ素酸ナトリウム]]



*参考文献 [#jf1beac8]

-『チャレンジライセンス 乙種1・2・3・5・6類 危険物取扱者テキスト 改訂版』