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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』

カバーデザイン

書籍情報

  • タイトル:『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』
  • 出版社:データハウス
  • 著者:IPUSIRON
  • 発売日:2016年10月21日
  • 価格:4,200円+税
  • 590ページ
    • 文字フォントの大きさが小さく、画像の配置・大きさを工夫して、なるべく詰め込んでいます。そのため、実質的にページ数の1.4倍に相当する内容になります。

書籍情報

ロングセラー『ハッカーの学校』シリーズ第3弾は「鍵のセキュリティ」。鍵の歴史、種類、構造、解錠方法を研究、それらを詳細に解説した専門書です。

今作のテーマは「鍵開け」です。

錠前は利便性と安全性を両立させてきました。鍵は紀元前から存在し、利用目的や地域の違いによって進化を遂げました。本書では、そうした多岐にわたる錠前について、体系的に解説しました。

また、錠前の解錠・破錠、バイパス解錠といった従来の解錠技術について、たくさんの図を用いて解説しています。

対象読者

  • 錠前の解錠法について理解したい人
  • 錠前の歴史・構造に興味がある人
  • セキュリティ専門家
  • ハッカーを目指す人

目次

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実物

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私も精一杯頑張りますので、応援をよろしくお願いします。

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FAQ

レビューを参考にしたい

初版と第2版で商品ページが異なります。

両方のページにアクセスして、レビューを確認することをおすすめします[1]初版の方がレビュー数が多くなっています。

興味はあるが高いので後で買おうと思う

興味を持っていただきありがとうございます。

『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』も『ハッカーの学校 個人情報調査の教科書』と同様にいつ絶版になるかわかりませんので、欲しいときに入手しておく方が無難だと思います。

初版と第2版の違いは何ですか?

内容に違いはありません。

第2版ではいくつかの誤字が修正されています。

コレクターでなければ、第2版の方がよいでしょう。

なぜ今作のテーマは「鍵開け」なのですか?

元来、ハッキングと鍵開けは非常に密接な関係にありました。当時はコンピュータを使用できるユーザーは限られており、コンピュータに興味があるハッカーの卵たちは夜間にコンピュータルームに忍び込んでハッキングの技術を習得していました。その際に、鍵開けの技術が必要とされました。また、鍵開けは、錠前の設計の弱点を突くという点で非常にハッキングに近い思想にあります。

そういった経緯があり、海外のハッカーコンテストやハッカー会議において、鍵開けはひとつのジャンルとして確立しています。また、老若男女に鍵開けの技術を広く知ってもらうために、錠前業界の人たちがボランティアで手ほどきをすることも少なくなりません。

一方、日本の錠前業界は対称的です。基本的に解錠技術を公開しません。これにはいくつか理由が考えられます。1つ目は、長い年月をかけ、高い講習料で得た知識を公開してしまうことに抵抗があることです。2つ目は、情報を公開してしまうことで仕事が減ってしまうのではないかという心配があることです。3つ目は、情報の公開に対して業界や同業者からの圧力があることです。こういった理由のため、情報交換はギブアンドテイクが基本であり、仲間の間だけで情報を共有するか、数十万円の講習料で教えるといった状況です。

それに加えて、ピッキング防止法の施行により、理由なく解錠工具を所有したり、携帯したりすることは違法となってしまいました。この法律は、純粋に錠前に対して興味を持っていた人たちから楽しみを奪ってしまいました。

このままでは、日本の錠前業界が世界から大きく後れをとってしまう恐れがあります。これを解決するには、多くの若者が、錠前に興味を持つ環境が必要だと考えています。本書はその手助けのひとつとなれば本望です。そして、日本のハッカーコンテストでもひとつのジャンルとして鍵開けが採用されることを望んでいます。

内容を簡単に教えてください

本書は以下の内容で構成されています。

  • 鍵の基礎知識…鍵の進化における歴史なども含め、鍵の構造について、単純な一本の閂から複雑なディンプル錠まで総合的に解説。
  • 鍵の施錠の仕組み…各種の鍵に対する施錠の仕組み、構造、強度などを解説。
  • 鍵の解錠の仕組み…各種の鍵に対する解錠原理、解錠工程を解説。

文字数や画像点数について教えてください

過去作と比べて値上げされたのはなぜですか。

(私が関係している)「ハッカーの学校」シリーズと比較すると、次のようになります。

タイトルページ数文字数画像の数値段(税別)
『ハッカーの学校』440約35万約2303,500円
『ハッカーの学校 個人情報調査の教科書』460約39万約3003,500円
『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』590約43万約14504,300円
「ハッカーの学校」シリーズにおける比較

ページ数が増えたことにより、仕方なく値上げすることになりました。『個人情報調査の教科書』のページ単価が約7.6円(=3500/460)、『鍵開けの教科書』のページ単価は約7.3円(=4300/590)になります。つまり、『鍵開けの教科書』は値段が高いですが、ページ単価は低くなっており、お得になっています。

さらに、『鍵開けの教科書』ではフォントの大きさをぎりぎりまで下げたり、ページに無駄がないように図を配置したりしています。そのため、過去作と比べて、1ページ当たりの情報量が凝縮しているはずです。

表紙のタイトルカラーが前作は緑色、今作は朱色です。何か理由はありますか?

自分にとって、赤色は最初の著書『ハッカーの教科書』のカバーを連想させます。

これまで十数冊の本を執筆し、ある程度慣れてきたところでした。

しかし、本書の執筆では、初心に返り、錠前への思いをぶつけました。

原点回帰ということで、カバーデザインでは初代『ハッカーの教科書』と似た色を採用してもらいました

内容について他の書籍との関係を教えてください

2020年時点での関係は次のようになります。

情報セキュリティ本と物理的セキュリティ本

『鍵開けの教科書』の電子書籍はありますか?

残念ながら電子書籍版はありません。今後出る予定はありません。

『鍵開けの教科書』の続編はありますか?

本書で解説している内容は基本中の基本です。錠前の世界は奥が深く、まだ多くの学ぶべきことがあります。
実のところ、本書は削りに削ってこの内容になっています。

本書の売れ行きがよければ、将来的に『鍵開けの教科書』の第2弾に相当する本が誕生するかもしれません。

書店での展開

本書に関する反響

IPUSIRONによる本書の紹介

References

References
1 初版の方がレビュー数が多くなっています。

Posted by ipusiron