当サイトの一部ページには、アフィリエイト・アドセンス・アソシエイト・プロモーション広告を掲載しています。

Amazonのアソシエイトとして、Security Akademeiaは適格販売により収入を得ています。

広告配信等の詳細については、プライバシーポリシーページに掲載しています。

消費者庁が、2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています。もし問題の表現がありましたら、問い合わせページよりご連絡ください。

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

RSフリップフロップを構築してVCBに慣れる【Virtual Circuit Board編】

RSフリップフロップ

RSフリップフロップについてはこちらの解説を参照してください。

RSフリップのブロック図と真理値表は次のとおりです。

RSフリップフロップのブロック図
SRQ ̄Q
LLQ ̄Q
LHLH
HLHL
HH不可不可
RSフリップフロップの真理値表

VCBでRSフリップフロップを構築する

RSフリップフロップはNORゲートをたすき掛けした回路で実現できます。

RSフリップフロップの回路

この回路を参考にしてVCB上にRSフリップフロップを構築してみました。

使用した主要部品は次のとおりです

  • ○アイコン(一番左)…Latch OFF
  • 白抜きORゲートアイコン(左から2番目)…NOR
  • 黒塗り三角(右から2番目)…Buffer
  • 白いグラスぽいアイコン(一番右)…LED

左側は入力、右側は出力に対応します。

ReadとWriteは各部品の入出力の方向を決めるものです。

あとはワイヤーとクロスを使ってワイヤリングしています。

テストする

挙動を動画で確認してください。

回路データの提供

blueprintを用意しました。ご自由にお使いください。

VCB+AAAAX630lUhJAAAAHgAAABUAAACzAAAAAAAACdgotS/9YNgI7QQABAIAAE04Pv+S/2P/Lkdd/1aToThNR///AEH/oZhW/////0uo0EPaM9ACGpNJBxKgElgJ/MKDkNAVz0QTQwH1atmS1o6xpnkPU1MaXslxS6FGJL525gSsKalpLXiNsNjan2kvd/uEef9Q92axN9GjxXfU0CzZPXMet8YYTgCTZu8H345PMXHqPTqrKv67vlYbDOyfUYG8xfpx6axVSAAAAB8AAAABAAAJ2Ci1L/1g2AhNAAAQAAABANPxARYAAAAfAAAAAgAACdgotS/9YNgITQAAEAAAAQDT8QEWAAAAHQAABAAAAAAIKLUv/SAIQQAAQ291bnRlcjE=

RSフリップフロップをコンパクト化する

RSフリップフロップの回路とほとんど見た目が同じように回路を組みましたが、VCBにおいて実際に別の回路に組み込むには冗長すぎます。

ここではコンパクト版の回路を紹介します。

NORの点灯・消灯は、出力のHigh/Lowと対応しています。

そこでコンパクト版の回路では出力確認用のLEDは省略します。他の回路で使いたい場合は、NORゲートからWriteを通して信号を取り出して使ってください。