RSフリップフロップを構築してVCBに慣れる【Virtual Circuit Board編】
はじめに
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コーストFIRE中のIPUSIRONです😀
RSフリップフロップ
RSフリップフロップについてはこちらの解説を参照してください。
RSフリップのブロック図と真理値表は次のとおりです。
S | R | Q |  ̄Q |
---|---|---|---|
L | L | Q |  ̄Q |
L | H | L | H |
H | L | H | L |
H | H | 不可 | 不可 |
VCBでRSフリップフロップを構築する
RSフリップフロップはNORゲートをたすき掛けした回路で実現できます。
この回路を参考にしてVCB上にRSフリップフロップを構築してみました。
使用した主要部品は次のとおりです
- ○アイコン(一番左)…Latch OFF
- 白抜きORゲートアイコン(左から2番目)…NOR
- 黒塗り三角(右から2番目)…Buffer
- 白いグラスぽいアイコン(一番右)…LED
左側は入力、右側は出力に対応します。
ReadとWriteは各部品の入出力の方向を決めるものです。
あとはワイヤーとクロスを使ってワイヤリングしています。
テストする
挙動を動画で確認してください。
回路データの提供
blueprintを用意しました。ご自由にお使いください。
VCB+AAAAX630lUhJAAAAHgAAABUAAACzAAAAAAAACdgotS/9YNgI7QQABAIAAE04Pv+S/2P/Lkdd/1aToThNR///AEH/oZhW/////0uo0EPaM9ACGpNJBxKgElgJ/MKDkNAVz0QTQwH1atmS1o6xpnkPU1MaXslxS6FGJL525gSsKalpLXiNsNjan2kvd/uEef9Q92axN9GjxXfU0CzZPXMet8YYTgCTZu8H345PMXHqPTqrKv67vlYbDOyfUYG8xfpx6axVSAAAAB8AAAABAAAJ2Ci1L/1g2AhNAAAQAAABANPxARYAAAAfAAAAAgAACdgotS/9YNgITQAAEAAAAQDT8QEWAAAAHQAABAAAAAAIKLUv/SAIQQAAQ291bnRlcjE=
RSフリップフロップをコンパクト化する
RSフリップフロップの回路とほとんど見た目が同じように回路を組みましたが、VCBにおいて実際に別の回路に組み込むには冗長すぎます。
ここではコンパクト版の回路を紹介します。
NORの点灯・消灯は、出力のHigh/Lowと対応しています。
そこでコンパクト版の回路では出力確認用のLEDは省略します。他の回路で使いたい場合は、NORゲートからWriteを通して信号を取り出して使ってください。