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消費者庁が、2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています。もし問題のある表現がありましたら、問い合わせページよりご連絡ください。

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

購入者が支払いをしてくれない場合の対処法【メルカリ編】

出品者側は購入者の本心がわからない

出品者としては、「評価が少々遅い」「取引時のメッセージが素っ気ない、反応がない」など、礼儀や常識のない購入者であっても、最終的に取引が成功して売り上げが発生すればよいわけです。

問題となるのは、次に挙げるようなユーザーです。

  • ①購入したのに、入金せずに放置する。入金が遅れる旨のメッセージもなし。催促しても返事なし。
  • ②購入した後で、購入者都合の注文を要求してくる。
  • ③返品クレームしてくる。
  • ④購入せずに、メッセージ欄を荒らす。
  • ⑤匿名配送じゃない場合、知り得た連絡先を悪用する。

こうしたユーザーはごく一部であり、遭遇する確率は低いですが、長年メルカリをやっていればいつかは出会います。

特定カテゴリーでは出会う確率が増大する

人気商品(一部のトレカやゲーム機など)のカテゴリーでは、(出品者にとっての)悪質ユーザーに遭遇する可能性が高くなります。その理由としては、彼らがクレームをつける性格だというより、彼ら自身の正義感から行動していると思われます。こちらがまったくやましくない商品を出品していたとしても、嫌がらせに巻き込まれる可能性は十分にあります。

ことの顛末

今回は運悪く、上記のパターン①の落札者に初めて遭遇しました。

事件が起きたこと自体は不運かつ時間的ロスでしたが、新たな知見も得られました。

転んでもタダでは起きない精神ですので、この場を借りて皆さんに情報共有したいと思います。

支払い期限にもかかわらず支払いがなされない

商品代金の支払期限は、購入日を含む3日目の23:59:59までとなっています。つまり、最長でも3日間あります。

「評価が1桁」かつ「本人確認なし」という怪しいユーザーに購入されてしまいました。即入金ではない支払い方法を選ばれたので、支払いしてくれるまで待つことになります。この時点で少し嫌な予感はしていましたが、思い過ごしの可能性もあるので、いつも通り購入のお礼をメッセージで送りました。

メッセージにはまったく反応なしの状態で、支払期限まで24時間を切りそうになります。支払期限を明示して、支払いの催促メッセージで送りました。

結局のところ、それも無視され、支払期限を迎えてしまいました。

この時点での対処法としては、メッセージで支払いを待ってくれというお願いがあれば待つという選択肢もありますが、今回に関しては取引の継続が困難と判断し、すぐにキャンセル申請の手続きに移行しました。

今回のケースは初めてだったので、このボタンを押してよいのかとか色々と悩みましたが、なんとか出品をリセットできました。しかし、課題もあり、それについては次の手順で判明します。

支払期限が過ぎたらキャンセル申請しよう【推奨手順】

人気商品であれば、買う気のない落札者を相手にしているだけで、機会損失が発生してしまいます。相手にするだけ時間の無駄なので、さっさと出品し直したほうが建設的です。しかし、支払期限後の[キャンセル申請]ボタンを押す前に、やったほうがよいことが残っています。それについての手順をまとめました[1] … Continue reading

1:キャンセル申請する前に、すぐにユーザーIDを控えます。メルカリアプリではユーザーIDを特定できませんので[2]できる方法があれば是非DMなどでお知らせください。ブラウザーでユーザーページのURLからユーザーIDを特定します。なお、画面に表示されるユーザー名ではありません。これは簡単に変更できますし、この名前からそのユーザーのページを探すことは困難です。

2:落札者のユーザーページにアクセスして、スクリーンショットを撮ります。プロフィール内容も記録しておきましょう。証拠集めにもなりますが、他のアカウントを作ってまで嫌がらせしてくる可能性もあり、アカウントの同定のヒントに使えます。

3:最終的に商品ページがリセットされます。いつ落札されたのか、だれに落札されたのか、落札後にどんなメッセージのやりとりがあったのかなど、後で見返せなくなりますので、くまなくスクリーンショットを撮っておきます。

※商品ページの写真や説明文は残ったままリセットされるので、保存する必要はありません。

4:支払期限を過ぎているので、キャンセルしても出品者側にはペナルティーはありません。

商品ページの下部に「この取引をキャンセルする」のリンクがありますので、それをクリックします。すると「キャンセル申請」のダイアログが表示されます。そこにキャンセルの理由を記入し、最後に「申請する」ボタンをクリックします。

5:これで取引キャンセルになります。メルカリアプリでの通知、メールでも通知が来ます。

商品ページは公開停止中となります。取引画面は表示されませんが、商品ページ自体は残っているので、すぐに再出品できます。

6:控えていたユーザーIDで相手のページにアクセスして、ブロックしておきましょう。

同じ商品を再購入されたり、別の商品にまで嫌がらせ購入されたりするのを防ぐためです。

※この時点でもおしらせ一覧には購入者名が残っていますが、ユーザーページにアクセスする術がありません。そのためにユーザーIDを控えておくのです。

最後に

メルカリから悪質ユーザーがいなくなれば理想的ですが、それは無理です。改良しても、いたちごっこです。
嫌がらせをする悪質ユーザーから見てムカつくような出品者は多数存在します。自分が少し控えめになれば、悪質ユーザーは自然と別の出品者を狙います。
つまり、出品者としてうまく立ち回るためには、目立つ行動を控え、他の出品者に注意が向くように振舞うことが賢明です。

References

References
1 ただし、この方法は執筆時点(2023年5月)のものであり、今後メルカリの仕様が変われば手順が少し変わる可能性があります。それでもここで紹介する内容を理解しておけば、対処できるでしょう。
2 できる方法があれば是非DMなどでお知らせください。

メルカリ

Posted by ipusiron