かんたん後払いのメリット・デメリット
目次
はじめに
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コーストFIRE中のIPUSIRONです😀
かんたん後払いとは
技術書典オフラインイベントで用いられる決済方法の一種です。
公式では推奨の決済方式とされています。
技術書典アプリでQRコード(サークルブースに用意されている)を読み込むだけで、本を買えます。実際の支払いはオフライン開催後にまとめて支払うことになります。
かんたん後払いのメリット
購入者側のメリット
- イベント終了後にまとめて支払える。
- イベント会場で現金を使わない。
- 手持ちのお金がなくなっても買える。
- (インボイスに対応した)領収書を発行できる。
- テックベース合同会社の登録番号あり。
- 領収書があるので、人によっては経費にできる。
- 現金で購入するとサークルから領収書を基本もらえないので、経費にできない。
- Amazon Pay、PayPal、Stripeなど、支払い方法の選択肢が多い。
- Amazon Payなら、Amazonギフト券を消費できる。お得にアマギフを入手できれば、実質的にその分安く本を買えたことになる。
- Amazon Pay経由でクレカ払いであれば、クレカのポイント還元が得られる。
- マイページの本棚から電子本をいつでもダウンロードできる。
サークル側のメリット
- ダウンロードカード(あるいはそれに相当するダウンロードページ)を用意する必要がない。
- 購入者のマイページの本棚に自動で電子本が登録される。
- 用意すれば、技術書典以外からもダウンロードできる、現金支払いの人にも対応できるというメリットはある。
- 釣り銭の準備が楽になる。
- 現金払いの人も少数ながらいるので、釣り銭をまったくなしというわけではないが、用意する量が少なくて済む。
- 当サークル(ミライ・ハッキング・ラボ)の場合は、500円が20枚、千円が10枚、五千円が2枚で済んでいる。かんたん後払いが普及する前は、500円玉は40枚用意していた。
- イベント終了後に大金を持ち歩く必要がない。
- 盗難リスクが低くなる。
- 売上げの集計が楽。
- 1人サークルの場合は集計せずにATMに投入してしまってもよいので、あまり関係ない。
- 一方、当サークルは著者が複数人いるので、集計した上で分配する必要があった。かんたん後払いが普及する前は、千円が数十枚も正確に数えるのが大変だった。
かんたん後払いのデメリット
購入者側のデメリット
- 購入のたびに技術書典アプリを起動する必要がある。
- 起動時に場合によってはログインが必要。
- 入場チケット表示のために必須なので、アプリのインストールの負担は無視。
- アプリの不具合により、うまく買えない可能性が極小ながらありえる。
- 技術書典16では表示はできても、購入アイテムを選べない現象が数件あった。アプリを再起動して対処してもらうか、現金で支払ってもらった。
サークル側のデメリット
- かんたん後払いだと、売上げから手数料2割が引かれる。
- サークル側にとっては現金で支払ってくれるほうが嬉しい。
- 売上げの現金をすぐに手にできない。
- かんたん後払いでは「アプリ起動⇒QRコード読み込み⇒購入するものを選択して購入⇒確認画面を見せる」という一連の動作がある。そのため購入者1人当たりの時間が大きい。
- 複数の購入者がいると、QRコードの前で渋滞する。
- 人気サークルだと1日の売上げの上限を下げる要因になりうる。暇なサークルならほとんど関係ない。