リレーでオシレーターを構築する
はじめに
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
コーストFIRE中のIPUSIRONです😀
暫定的な内容になっています。
そのうち暇ができたら更新します(いつかは不明)。
リレーでオシレーター
『Make: Electronics』の回路・解説を参考にしました。今は第2版が出ているので、これから購入する方はこちらがよいと思います。
回路図
使用する部品
パーツの種類 | 型番・仕様 | 数量 | 備考 |
---|---|---|---|
ブレッドボード | BB-601 | 1個 | 何でもよい。 |
リレー | MATSUSHITAのDS2-S AG2329 | 1個 | DC5V 2回路2接点リレー ※他のリレーでもよい。 ただし、ピンと内部構造が本実験と一致していないは、調整すること。 また、コイルに発生する磁界の向きを気にしないなら、コイル端子に極性はない。 実際に電源をつなげてみて、確認してもよい。 逆にしたときに反応しなければ極性がある。 このリレーは、1に電圧を掛けると、内部スイッチが切り替わった。 |
赤色LED | 不明 | 2個 | 手元にあったものを適当に使った。 LEDチェッカーで動作確認済み。 足が長いほうがアノード。 |
タクトスイッチ | TVDT18-050CB-T | 1個 | 秋月電子通販コード:P-08078 |
カーボン抵抗 | 270Ω | 2本 | LEDの電流制限用。 使用する赤色LEDの仕様はわからないので、ざっくり順方向電圧VF=2Vとする。そして、流したい順方向電流を10mAとする。 R=(V-VF)×100=(4.5-2)×100=250Ω⇒270Ω |
電解コンデンサー | 470μF、16V | 1個 | |
電池ボックス | SBH-331AS | 1個 | 単3電池3本用。 スイッチ、リード線つき。 |
単3電池 | 3本 | 計4.5V 今回はコイル側と接点側の電源を共有する。 | |
ジャンパーワイヤー | 数本 |
実験してみた
1:青色部分を無視して回路を組む
タクトスイッチを短い間だけ押してみてください。すると、リレーがブザーのような音を立てて、片方のLED(回路の左側)が点灯します。
あまりにもリレーの接点の切り替えが早すぎて、ブザーのような音になっているのです。振動も感じられるかもしれません。
ずっとスイッチを押しっぱなしにするのは止めてください。コイルが焼けたり、接点がダメになるかもしれないからです。これを防ぐには、接点の切り替え速度を落とす必要があります。
2:青色のコンデンサーを追加する
コンデンサーを追加するとリレーの発振が遅くなります。
コンデンサーは極小のバッテリーのようなものです。小さいバッテリーなので充電が完了するまでコンマ数秒しかかかりませんが、リレーの接点が切り替わるのはその後になります。そして、接点が切り替わると、コンデンサーは電池のように働いて、リレーに電力を供給します。コンデンサーが電気を使い終わるとリレーが解放されます。