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消費者庁が、2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています。もし問題のある表現がありましたら、問い合わせページよりご連絡ください。

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

マイニングで1日数百円をゲットする方法【今日からできるマネーマシン】

2021年10月15日

今回はマイニングで小銭を拾う方法を紹介します。
あらかじめ言っておきますが、本記事はマイニングに初めて挑戦する方向けの内容になります。
「仮想通貨に興味があるが怖い」「マイニングに興味があるが難しいのでは」「リスクを負いたくない」という方がいるかもしれません。そして、「マイニングのせいでグラフィックボードが高騰している」と敵視している方もいることでしょう。そういった方々にこそ読んでもらいたい内容です。
結論からいうと、(マイニングに耐えられる性能のPCがあれば)リスクゼロで毎日小銭をゲットできます。
マイニングガチ勢のように新規にPCやグラフィックボードを購入するのはそれなりのリスクがあるのでおすすめしませんが、すでにあなた使っているPCがそこそこのスペックがあるのであれば眠らせておくのはとてももったいないといえます。

独断と偏見によるセミリタイアへの必須度

項目概要
シーン増やす力
金銭的リターンPCのスペック次第だが、毎日数百円を期待できる。
金銭的コスト電気代が若干上がるが、通常運用ではそれほど影響はない。
時間的リターン特になし。
時間的コスト導入に数分要するだけで、以降はまったくなし
総合ランク(S>A>B>C>D)セミリタイアへの必須度はAランク
ミジンコ的には「寝ていても稼いでくれる」「暴落が来ても狼狽しないで済む」という2点により総合ランクを高めにした。
セミリタイア・ミジンコ指標

マイニングの特徴

メリット

  • 完全なる不労所得
    • ただし、いつまで小銭を稼ぎ続けてくれるのかは保証できない。しかし、せっかくのチャンスなので、稼ぎ続けられる間は稼働し続ければよいだけ。
  • 仮想通貨(主にビットコインとイーサリアム)が暴落したとしても気にならない
    • ゼロから生み出したビットコインなので、価値が下がっても精神的に痛さを感じない。価値が下がれば少しもったいないと思う程度。狼狽売りはしない。なぜなら、そもそも電気代しか消費していないため。

デメリット

  • マイニングのために電気代が少しかかる。
    • マイニングガチ勢でなければ、誤差の範囲内。
  • グラフィックボードの稼働状況にもよるが、基本的に常に熱を発する。
    • グラフィックボードを数台備えている場合は別だが、そうでなければほとんど気にならない(グラフィックボードの種類にもよる)。
  • グラフィックボードに負荷がかけすぎると、寿命が短くなる恐れがある。
    • 初心者は標準であるMEDIUM運用でよい。ギリギリを攻めるようなマイニングの設定は不要。
  • 税金関係が面倒
    • 仮想通貨関係は原則として(個人の場合)総合課税の雑所得に分類される。
    • 楽に計算するには若干の工夫が必要。
  • マイニングで得られる収益は様々な要因から影響を受ける。
    • ハードフォーク、仮想通貨の価値の変動、イーロン・マスクのツイート、相場、電気代のプランなど。

はじめてのマイニング

①やるかやらないかを判断する

1:次のページ[1]最近日本語にも対応しているようです。にアクセスして、マイニングをして本当に利益が出るのかを確認します。
PCのスペックが低ければ、利益が出ず、最悪の場合は電気代に負けてしまいます。

「収益を確認」のところで、「ハードウェアの手動登録」を選びます。すると、通貨やデバイスを選べます。

・通貨…「JPY」を選ぶ。
・電気料金…とりあえず「0.1[JPY/kWH」のままでよい。
・デバイス…自分のマシンのグラフィックボードやCPUを選択する。ただし、CPUマイニングは基本的に効率が悪いので、グラフィックボードメインになるはず。
・「+デバイスを追加する」…選択できるCPUがあったり、2台目のグラフィックボードを積んでいたりする場合に、ここを選ぶ。

ここでは例として「NVIDIA RTX 3070」を選んでみました。

[計算]ボタンで期待できる収益を計算してくれます。以下の画像はその結果です。1日当たり499円と出ています。日々の為替レートや仮想通貨の価値によって値段は変動します。

この金額が大きいか小さいかは人それぞれでしょう。たった500円ほどであっても、これが日々続くわけです[2]ただし、いつまでも続くわけではなく、いつか電気代に負けるほど低下する可能性はあります。。1ヶ月で15k、1年で18万円になります。

さらに、マイニングの素晴らしい点は、労働(手間)がまったくいらないということです。PCにマイニングソフトをインストールして動かしておくだけです。つまり、完全なる不労所得になるわけです。

この不労所得の魅力によって、大勢がマイニングの沼にはまっていくわけです。
PCやグラフィックボードを新規調達してまでマイニングをするのは、こうした魅力があるためです。

②NiceHashのアカウントを作る

マイニングをやると決めたら、NiceHashのアカウントを作ります。

③NiceHash Quick Minerをインストールする

マイニング用のソフトがいくつか提供されています。初めての方にはNiceHash Quick Miner(以降、NHQMと略す)をおすすめします[3]中級者以上の方やLinux用に別のソフトも用意されています。。これはインストールして起動するだけでマイニングをしてくれるソフトです。細かい調整も自動でやってくれます。

AMDのグラフィックボードはNHQMが対応していないので、NiceHash Minerを使うことになります。

以下のダウンロードページにアクセスします。"Download Installer here"のリンクを押して、Stable(安定版)の最新の NHQM をダウンロードします。

インストールはインストーラーを起動します。

言語に「日本語」、フォルダーはそのまま、バージョンタイプはSTABLE版、3つのチェックボックスは入れたまま、[ダウンロードしてインストール]ボタンを押します。

初回の場合は「無効なアドレスです。正しいBTCアドレスを入力してください」という画面が表示されます。ブラウザでNiceHashにログインして、Miningページを開きます。左上にある「MINING ADDRESS」ボタンを押すと、アドレス(長い文字列)が表示されます。これを先ほどの画面の入力欄に貼り付けます。

「NiceHash QuickMinerオプション設定」画面が表示されます。リグ名のWorker name(ワーカー名)には好きな名前を入力しておきます(複数マシンがあるときに管理しやすくするため)。[OK]ボタンを押します。

④NHQMを起動する

以上でNHQMが起動します (PC起動時にもNHQMが起動する) 。

XMRigとExcavatorという、2つのプロンプト画面が表示されますが、これが正常状態です。閉じないで放置しておいてください。

状況を確認したい場合には、タスクトレイのNHQMを選んで、一番上のハッシュレートのところを押すと、ブラウザが起動してNiceHashのマイページが開きます。

Miningページではマイニングで使っているマシン(リグ)が全部表示されます。

稼働していればStatusが"Mining"になっています。ハッシュレート(マイニングの採掘量に対応するスピードの指標)、温度、消費電力、現在の収益の期待値が表示されます。収益の期待値は頻繁に変動します。目安程度に見ておきましょう。

グラフィックボードの稼働状態を変更できますが、基本的にはMEDIUMにしておけば、自動的に調整してくれます。

他にもマイニングに使っているマシンがあれば、それらも一緒に表示されており、ブラウザ経由でNHQMの起動・停止の遠隔操作ができます。

NHQMの通常運用

基本的には常にNHQMを動作しっぱなしにしておきます。

負荷の高い処理(3Dゲームや動画編集)の際には、停止アイコンを押して一時停止します(あるいはタスクトレイのNHQMを選んで、ゲームモードを無効化する)。

マイニングして得たビットコインを国内ウォレットに送金する

NichHashでマイニングした通貨はNiceHashウォレットに保管されています。
「ウォレット」(「財布」の意味)という名の通り、NiceHashアカウントの財布(口座)のようなものです。
ここにどんどんBTCが溜まっていきます。

このままNiceHashウォレットにBTCを貯め続けても資産運用的には問題ありませんが、税金の手続きのことを考えると後述する例2のように定期的にメインウォレットに送金しておいたほうがよいでしょう。

送金する度に手数料が若干発生しますが、メインウォレット側に入金履歴が残りますし、万が一NiceHashがハッキングされたとしても被害を最小限に抑えられます。

例えば、毎週定められた曜日にNiceHashウォレットからメインウォレットに送金することにします。

どこの国内ウォレットか

使いやすければどこでもよいでしょう。ちなみに、私はGMOコインをメインに使っています。手数料が安いためです。

新規で作るのであれば、手数料が安いところがおすすめです。

ハピタス経由でGMOコインに加入する案件があるようです。

仮想通貨の税金の基本

あくまでこれは個人的に調べたメモであり、内容の真偽については保証できません。
ここに書いてある情報を鵜呑みにせずに、各自確認してください。

  • 仮想通貨取引による利益や損失は、売却価額から購入価額を差し引いて計算する。
    • 購入価額とは、通貨を取得する際にかかった費用の総額のこと。手数料も含まれる。
  • 原則は雑所得。
  • 雑所得は総合課税なので、最終的に給与所得などの他の所得と合算される。そして、総合課税は所得額が大きくなるほど税率が上がる(累進課税)。住民税も考慮すれば最大で55%の税率がかかる。
    • 例えば、給与所得が300万円、仮想通貨の雑所得で100万円だったとしたら、総合課税の所得額は400万円になる。
  • 損失については、給与所得などの他の所得の損益と相殺できない。さらに、上場株式売買のように損失を翌年に繰り越せない。
    • 例えば、給与所得が300万円、仮想通貨の雑所得で-100万円だったとしたら、総合課税の所得額が200万円とならず300万円となる。
  • 複数の通貨を持っている場合、確定している利益または損失を足し合わせる。つまり、トータルの損益額になる。
  • マイニングやステーキングは受け取った時点で収入になる。

個人と法人の違い

もう少し詳しく見ていきます。

個人の場合

  • 原則として雑所得に分類される。
    • 国税庁FAQによれば「暗号資産取引の収入によって生計を立てていることが客観的に明らかである場合など」は例外として事業所得として認められる。
    • 継続して暗号資産の取引がないと、他の事業所得があっても、仮想通貨を事業所得として認定されない可能性が高い。
  • 法定通貨(日本円など)や他の暗号資産に変えた時点で、利益・損失が確定する。
  • レバレッジをかけた証拠金取引も、総合課税の雑所得。
    • FXは損益通算ができ3年繰り越せる分離課税だが、仮想通貨はそうならない。
  • 暗号資産のまま放置してトレードしたり交換したりしなかったのであれば、その間については申告不要。
  • マイニングやステーキングは受け取った時点で収入になる。

法人の場合

  • 利益や損失の確定のタイミングは個人と同じ。
  • トレードしていなくても、期末の時点で評価損失を出す必要がある。
  • ただし、評価損益を出す暗号資産は市場で活発に取引されているもの「のみ」。
    • 「何が市場で活発に取引されているものか」という点については、日本国内にある暗号資産取引所で上場している暗号資産が該当する。
  • マイニングやステーキングは受け取った時点で収入になる。
    • 個人の場合と同じ。

マイニングと税金

マイニングの場合は日本円を得るために2回の収益が発生するため、2回課税されるタイミングがあります。

  • タイミング①…日々のマイニングで仮想通貨を得た時点。
  • タイミング②…その仮想通貨を売却して日本円を得た時点。

本来であればその時点での暗号通貨の時価で計算します。ただし、分単位で時価を調べるのは非常に大変です。
NiceHashであれば4時間ごとに採掘が終わり、NiceHashのウォレットにビットコインが入ります。
NiceHashにはその時点でビットコインの値はわかりますが、日本円とした場合の時価がわかりません。
日本円の表示はその時点での時価ではなく、表示している時価で計算されているだけなので、それを確定申告のために使えません。

先人たちが税務署に確認したところ、申告に当たり一貫したルールで計算していれば問題ないとのことです[4]最終的には税務署が判断します。心配な方は担当税務署に確認すると間違いありません。丁寧に教えてくれるはずです。

以上を踏まえて次の方法が考えられます。

例1:愚直にやる方法【かなり大変】

国税のサイトから毎日のビットコインの平均評価額の表をDLできますので、この値を用います。

NiceHashであれば4時間ごとに採掘するので、PCをフル稼働していれば1台に付き1日6回のビットコインがNiceHashのウォレットに入ります。

本来であればこの6回のビットコインの時価は違いますが、先ほどの表を参照してその日の値(つまり6回のビットコインのレートが同じ値にする)にするわけです。

例2:定期的に送金し、日本円に交換しておく方法【現実的】

仮想通貨が入金されていない、空の国内ウォレットを用意しておきます。これをマイニング専用として利用するわけです。

  • 空のウォレットを用いる理由…売買用のビットコインが入っているところに、マイニングで得たビットコインを入金してから、ビットコインを売ると計算が面倒になる(移動平均法の場合)。
  • 国内ウォレットを用いる理由…年を仮想通貨のまままたぐというリスクを回避するために日本円に交換する必要があるため。

週に1回、NiceHashウォレットから国内ウォレットに送金するという、自分なりのルールを作ります。

国内ウォレットに入金されたら、すぐに日本円に交換します。そうすれば後でその日のビットコイン価格を調べて計算する必要がなく、国内ウォレットの履歴そのものが証明になります。この時点でタイミング①と②が確定したことになり、マイニングによる収益が明確になります。

参考記事や動画

おわりに

20万円を超える収入になりそうであれば、税金関係については各自よく調べておいてください。
毎年確定申告をしている方は、20万円を超えていなくても申告しておけば間違いないでしょう(課税分がないことの証明になる)。

References

References
1 最近日本語にも対応しているようです。
2 ただし、いつまでも続くわけではなく、いつか電気代に負けるほど低下する可能性はあります。
3 中級者以上の方やLinux用に別のソフトも用意されています。
4 最終的には税務署が判断します。心配な方は担当税務署に確認すると間違いありません。丁寧に教えてくれるはずです。