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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

ニッケ(日本毛織)から株主優待を頂きました

2021年8月28日

株主優待クロスでニッケ(3201)の株主優待を入手した結果です。
当時はまだ大口優遇ではありませんでしたが、若干の利益を出せました🙋‍♂️

ニッケ(日本毛織)の株主優待

権利確定日5月末、11月末
優待内容[1]1株以上⇒割引販売
[2]100株以上⇒500円クオカード
[3]1,000株以上⇒500円クオカード+割引優待券3k分
[4]5,000株以上⇒500円クオカード+割引優待券5k分
[5]10,000株以上⇒500円クオカード+割引優待券10k分
株主優待の基本情報

詳細については公式サイトを参照ください。

優待内容が変わりました【2021年8月28日追記】

現物の株をずっと保有する人にとっては有利になりましたが、株主優待クロスメインの人にとっては対象から外れるぐらいの改悪になってしまいました。

届いた内容

2021年5月権利分の優待が届きました

2021年8月19日に500円分のオリジナルクオカードが届きました。

続けて、次の日の8月20日に株主優待カタログと割引優待券3k分が届きました。

どのくらい得したのか

株主優待クロスなのでクロスコストを勘案してどの程度得したのか気になるところです。

手元にメモが残っていなかったので、取引履歴から読み取ってみます。レコードの順番がぐちゃぐちゃになっていますが、実際のクロス取引では次の流れで実行しています。

  • 3レコード目:信用・売建
  • 2レコード目:信用・買建
  • 1レコード目:現引
  • 4レコード目:現渡

前提

  • 楽天証券
  • 超割コース[1]大口優遇に挑戦したのは2021年6月なので、まだ大口優遇の恩恵は受けていません。
  • 1,000株

株主優待クロスについて【前提知識】

クロスコストを計算する

①信用(売建、短期)

価格は994円で1,000株

手数料:385円(350円+税35円)
(信用取引で50万円超の取引で手数料は385円+3ポイント)。

費用:385円

②信用(買建、いちにち)

価格994で1,000株

手数料0円

③現引(「いちにち信用・買建⇒現物」に切り替え)

価格は994で1,000株だったので、取得費用は994,000円

賃料:49円(1日分)

いちにち信用の買建金利は50万円以上だと0%のはずですが、取引履歴を見ると40円がかかっています。

1日分=994000÷360日×1.8%=49.019…円という計算結果と一致するので、1日の買建金利分がかかっているようです(謎)。

費用:49円(クロス取引なので取得費の994,000円は無視)

④現渡(「信用・売建」を現物で相殺)

現渡の手数料は0円

1日分の貸株料=994,000円÷365日×3.9%=106.2…円

受け渡し日が5/26⇒6/1なので7日分

7日分の貸株料=743.4…円≒743円(取引履歴の貸株料743円と一致)

費用=743円

クロスコストの結果

したがってクロスコストは以下のようになります[2]配当落調整金は譲渡損失として扱われて、現物の配当金と損益通算で還付されるので、コストから無視しました。

クロスコスト=385円+49円+743円=1,177円

(取引履歴の受取金額の差額=994,049円-992,872円=1,177円となって数値が一致)

得られたもの

  • クオカード500円
  • 株主優待カタログで利用できる3,000円分の株主優待割引券
    • 相場2.5k前後
  • 合計:3k

損益結果

価値3k-コスト1,177円≒1.8k

優待をさばくコストを考えると-300円

したがって、利益=1.5k程度[3]売買利益については所得にして申告しているので、これに加えて課税されます。

200万円(100万円×売建・買建)のお金を動かしていますが、実質的に株価リスクはゼロなので余裕資金があれば安心して実行に移せます。
ボタンポチポチと5分程度の操作、さばく手間(梱包を含む)が10分程度で、1.5kを得たと考えると、時給換算で少し得したことになります。

References

References
1 大口優遇に挑戦したのは2021年6月なので、まだ大口優遇の恩恵は受けていません。
2 配当落調整金は譲渡損失として扱われて、現物の配当金と損益通算で還付されるので、コストから無視しました。
3 売買利益については所得にして申告しているので、これに加えて課税されます。