『ハッキング・ラボのつくりかた』からホワイトハッカーへの道~Hack the Box編【紹介記事】
目次
はじめに
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
コーストFIRE中のIPUSIRONです😀
『ハッキング・ラボのつくりかた』からハッキングの世界に入門して、6ヶ月弱でHack the Box Hackerに到達したという、とても有益なツイートがあったので紹介します。
当該の記事
まず以下の記事を読みましょう。
ホワイトハッカーへの道
ホワイトハッカーになるための道は様々なルートがあります。
記事は実際の体験談であるため、多くの方にとってセキュリティのスキルアップの指針の1つとしてとても参考になると思います。
ホワイトハッカーを目指すうえで『ハッキング・ラボのつくりかた』は役に立つのか?
正直なところ人それぞれだと思います。
『ハッキング・ラボのつくりかた』は初心者向けとしていますが、以下のスキルを習得済みであることを前提としています。
- Linuxの基本コマンドがわかる。
- Windowsの基本操作がわかる。
- 家庭内にLANを構築できる。
超初心者であれば、これらのスキルがまだ身に付いていないかもしれません。そうであればもっと基本的な学習から始めるべきです。回り道に見えますが、挫折のしない確実な道です。
中級者レベルであればすでに知っている内容が多く、得られるものは少ないかもしれません。そういった場合は、プログラミングやネットワークの良書を読んだ方がよいかもしれません。
いずれにせよ、目次をチェックしたり、立ち読みしてりして、自分の合った本かどうかを見極めてください。
記事からの抜粋
ですが、初めのきっかけは「できる喜び」から始めてもいいのでないでしょうか。
とりあえず攻撃してみる。という経験がなかったら私はハッキングに興味を持っていなかったと思いますし、
ITの勉強にプライベートの大半を割くこともなかったかなと思うので。
非エンジニアがHack The Boxを初めてHackerになるまで
著者からの思い
執筆の動機の1つとして、『ハッキング・ラボのつくりかた』をきっかけにして、PC初心者に感動体験を与えたかったということが挙げられます。
スキルアップのための本はたくさんあります。しかし、感動体験を得られる本は少ないのです。
私自身、20数年前にとあるハックラ本で感動体験をしたことで、ハッキングの世界に入るきっかけになり、この年齢になってもハックラ本を書いている始末です😅多分死ぬまで、ハックラ関係を卒業することはないでしょう。
実は超初心者にこそ読んで欲しい
スキルの観点では初心者のレベルに到達してから読むと効率がよいと述べました。
しかし、私としては超初心者の方にこそ読んでもらいと思っています。わからないことばかりでも気にすることはありません。今活躍しているホワイトハッカーたちも、最初は何もわからなかったのです。わからないことにぶつかることは悪くありません。そういった障害をどうやって乗り越えるのかが重要なのです。いったん『ハッキング・ラボのつくりかた』を読むのは止め、他の本を読むのでもよいでしょう。ネットでエラーメッセージを検索してみるのも勉強になります。わからないことを自覚して、1つ1つ潰していけばよいのです。昨日の自分より、今日の自分が一歩でも前進するのです。
どうしてもわからないことがあれば、しばらく放置して別のことをすることも有効です。考えすぎてもわからないものはわからないのです。別のことをして気分転換するのもよし、外堀から埋めていくのもよいでしょう。
誰かに助言を求める場合は、自分で調べられる限り調べて、調べた結果わからないということを伝えましょう。PC上級者は質問者に対して冷たいという印象を持つ方がいるかもしれません。しかしながら、実際にはそうでないことが多いです。スキルが低いことは悪くありません。調べる努力をしたり、色々試行錯誤したりせずに質問することが問題なわけです。スキルが低くても、努力が垣間見れて、助言に素直に従うような人は、PC上級者に可愛がられるはずです。
おわりに
『ハッキング・ラボのつくりかた』をスキルアップに活用した事例を広く募集しています😀