『親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの?』読書メモ
はじめに
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
コーストFIRE中のIPUSIRONです😀
『親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの?』を読みました。
現状2025年ベスト自己啓発本です。
通常ならXに個人的メモを投稿して終わるのですが、本書に今度も何度も読むはずなので、初回の読書で付箋を貼ったところを抜粋して記事としてまとめました。
本記事で紹介した内容は、ほんの一部に過ぎません。
1つでも気になる箇所があれば、是非買って読んでみてください。
『親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの?』
この本は、親子で学べるお金の基本や人生の設計方法をわかりやすく解説したガイドブックです。
「リアル人生ゲームの攻略本」とも言える内容で、一過性のテクニックではなく、一度身につければ一生使える知識が詰まっています。
子供向けにイラストを使って本質を解説しているため、大人にも新しい発見があります。
以下、特に印象に残ったポイントをまとめました。
お金の本質とその重要性
成功者の共通点
成功している人はみな、「合理的に考える」という姿勢を持っています。感情ではなく、理論で判断することが重要です。(P3)
お金が大事な理由
お金はトレードオフ(選択のジレンマ)を解消し、人生の悩みを減らします。持っているお金が多いほど選択肢が増えるからです。(P21)
ギブ・アンド・テイクを簡単にする
お金があると、人と公平に価値を交換しやすくなります。(P24)
「複利」の現実を理解する
複利の力で資産や成果を増やすには、コツコツ続けることが必要です。一攫千金は期待できません。(P44)
複利に関しては、次の記事も参考にしてみてください。
人生設計と仕事選び
ロングテールの仕事 vs. ベルカーブの仕事
仕事には大きく分けて次の2種類があります。
ロングテールの仕事(スポーツ選手、起業家、YouTuberなど)
この種の仕事で成功するには、達成度99%以上が必要です。ほとんどの人が成功できない反面、成功すれば莫大な収入を得られます。(P58)
ベルカーブの仕事(医者、弁護士、プログラマーなど)
この種の仕事は達成度85%程度でも成功でき、安定した収入が得られます。大富豪にはなれないが、成功率は高い。(P59)
ゼネラリスト戦略 vs. スペシャリスト戦略
ゼネラリスト戦略
複数分野で80%の達成を目指し、幅広いスキルを持つという戦略です。(P54)
スペシャリスト戦略
「好きなこと」に集中して80%以上の成果を出すという戦略です。AIが簡単に達成できない分野で強みを持つ必要があります。(P55)
リスクと意思決定
リスパ(リスクパフォーマンス)を考える
勝ったときの利益だけでなく、最悪のシナリオを考慮するのが重要です。(P85)
人生は「ギャンブル」の積み重ね
日々の選択がリスクを伴う「小さなギャンブル」のようなものです。最善の選択を重ねることで、長期的な利益を得られます。(P64、P71)
迷路を進むように挑戦する
成功確率の高い選択を繰り返し、失敗したらやり直します。このプロセスを繰り返せば、いずれ成功にたどり着けます。(P89)
つまり、成功するには、トライ・アンド・エラーするしかないのです。これを繰り返すためには、取り返しのつかない失敗はしないことが重要です。(P184)
人間関係と人生の幸福
友達と時間の使い方
子供が友達と過ごす時間を重視するのは、「友達であること」を証明するためです。時間を共有しないと関係が薄れてしまいます。(P38)
周囲の人が自分を変える
「君は友達5人の平均」という法則があります。自分より優れた人と付き合うと、自然に成長します。(P180)
正直は最強のコスト削減
嘘をつくコストは高く、正直でいる方が長期的に得です。(P172)
その他の学び
未来の自分を大切にする
現在の選択が未来の自分に影響します。たとえば、貯金や健康管理は未来への投資です。(P102)
比較優位の活用
自分が得意なことに集中し、他の仕事は得意な人に任せると、生産性が高まります。(P156)
自己啓発を行う
自分を啓発し、人的資本(スキルや経験)を高めることが重要です。(P148)
結論
『親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの?』は、単なるお金の指南書ではなく、合理的に人生を設計する方法を教えてくれる本です。
親子で学べる内容ですが、大人の自己啓発としても非常に有益です。
一度学んだ知識を実生活で活用し、長期的な視点で人生をデザインしていきましょう。