当サイトの一部ページには、アフィリエイト・アドセンス・アソシエイト・プロモーション広告を掲載しています。

Amazonのアソシエイトとして、Security Akademeiaは適格販売により収入を得ています。

広告配信等の詳細については、プライバシーポリシーページに掲載しています。

消費者庁が、2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています。もし問題のある表現がありましたら、問い合わせページよりご連絡ください。

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

三種の神器の1つである、ドラム式洗濯機を導入しました

2022年10月2日

ドラム式洗濯機を設置しました

我が家にドラム型洗濯機がやってきました。
第一印象は店で見るより大きい、前からわかっていましたが洗面台から出っ張ります😆
さっそく無線LANにドラム型洗濯機を接続して、スマホから専用アプリ(COCORO WASH)から接続できるようにしました。

購入までのいきさつ

令和3年(2021年)2月13日に福島県沖で大地震が起きました。詳細は以下の記事から参照できます。

令和3年福島県沖地震 我が家の被害

その影響のためか洗濯機の調子が少し悪くなりました。

以前からドラム式洗濯機が気になっていたことと、以下に列挙する理由により、新しく洗濯機を購入することにしました。

ドラム式洗濯機を導入した理由

時短

ドラム式洗濯機の最大のメリットです。意識の高い人(悪い意味で使っていない)がドラム式洗濯機をすすめるのはこのためです。

ドラム式洗濯機を導入すれば、以下の時間をゼロにできます。

  • 洗濯物を干す時間
  • 洗濯物をとりこむ時間
    • ずぼらでよければ、洗濯物が乾燥した状態のまま洗濯機に放置して、必要な場合は洗濯機から引っ張り出したり、かごに入れたりできます。
  • コインランドリーに足を運ぶ時間
    • 毛布のような大型の洗濯物は別

特に、洗濯物を干したり、畳んだりするのが嫌いな人にとってはかなりのメリットといえます。

天気に左右されるのが嫌だった

時間を確保して、その分を犬の世話に費やしたい

ドラム式洗濯機を導入すれば、洗濯物を干したり、コインランドリーに足を運んだりする時間を0にできます。

電気代を節約できる

これまで毎月の電気代が高いことに頭を悩ましていました。

我が家の契約プランだと、夜22時~朝8時なら電気代が安くなります。その間に(乾燥機なし)洗濯機で選択したとしても、乾かすのに困ります。

去年はアイリスオーヤマの衣類乾燥除湿機KIJD-I50でしのいでいました。脱衣所に扉が付いており、密封空間にできるのであれば、この製品でもかなり乾燥がはかどります。

家電量販店の決算(3月)が近いこと

型家電量販店の場合、一般に年に2回家電が安くなります。

  • 新商品が発売される2〜3ヶ月前
  • 決算期である3月

本当は決算期の3月まで待つつもりでしたが、2月13日の福島県沖大地震から洗濯機の調子が悪かったので、購入時期を前倒しにしました。

ドラム式洗濯機

基本的な特徴

  • 従来の縦型の洗濯機と異なり、洗濯槽が横あるいは斜めになっている。
    • 縦型は回転によって洗浄する(こすり洗い)。一方、ドラム式洗濯機は、回転による洗浄に加えて、落下する衝撃でも洗浄する(叩き荒い)。そのため、洗濯物同士の摩擦が少なく、効果的に汚れを落とせる。
  • 乾燥機能付きが一般的。
    • 縦型にも乾燥機能を備えたものがあるが、底に沈んだ衣類をはねあげながら乾かす。そのため、乾燥の効率が悪く、仕上がりもシワになりやすいといわれている。
    • 一方、ドラム式だと、落下するときに風を通すため、効率的に乾燥できる。シワにもなりにくい。

令和の家電三種の神器

意識の高い人が買うべき家電としてよく以下の3つが挙げられます。

  1. ドラム式洗濯機(乾燥機付き)
  2. 食洗器
  3. お掃除ロボット

いずれも「自分の時間を奪うもの、見栄のためにお金を使ってはいけない。自分の時間を増やすもの、お金を生み出すものにお金を使うこと」というのが共通しています。

購入した洗濯機

購入した洗濯機はシャープ(Sharp)のESW113-SLです。

末尾のSLは左開き、(操作者側から見て)扉の蝶番が左にあります。

公式ページは以下の通り。

ES-W113|洗濯機:シャープ

執筆時点(2020年2月)でシャープの最新モデル。

スマホ連動機能などは本当はいらなかったのですが、この最新モデルが乾燥モードを使ってもっとも節約できそうだったのでこれにしました。

価格

Amazonでは以下の通りです。2021年2月の時点で25.5万円ぐらいでした。

価格.comによると、21.5万円が最安でした(既存の洗濯機の回収・買取は含まれない)。

購入価格

ヤマダ電機で23万円で買いました。本体価格、搬入・設置費、リサイクル券、下取りをすべて込みです。

店頭価格では「26万1,800円+リサイクル料金」なので、かなりお得に入手できたかと思います。

店頭価格

導入の懸念事項

導入コストが高い

製品によって値段は色々ありますが、標準的なものは20~30万円ぐらいです。生活家電にこの金額は高いと思う人が多いことでしょう。

ここでドラム式洗濯機を導入したら、どのくらいの期間で元を取れるのかを計算してみます。

1日1回洗濯をし、洗濯物を干すのに15分かかるものとします。4日で1時間です。よって、1年間で91.25時間を洗濯物を干す時間に費やしていることになります。約3.8日であり、結構時間を費やしていると思えるはずです。

次に時給計算をします。厚生労働省で地域別の最低賃金が発表されています[1]毎年7月頃に発表されています。。次の記事は令和2年のものです。

これによると、令和元年の東京都の最低賃金は1,013円です[2]令和2年は新型コロナウイルスの影響でデータに変化なし。

1,013円×91.25日≒92,436円

よって、1年間で9.2万円近くに相当します。

したがって、3年間ドラム式洗濯機を使えば十分元を取れます。

上記の議論は単純な話です。洗濯物をとり込む時間、電気代、水道代、消耗品費(洗剤等)などを計算すると、さらに金銭的にお得ということになります。

ネットで購入するハードルが高い

店舗販売で買えば設置を丸投げできますが、値段が高いと想像していました。しかし、私のケースでは実際に店舗に行き、値段交渉をするとネット価格とほとんど変わりませんでした。

皆さんもネット購入の前に一度実店舗に行くことをおすすめします。

色々あり、どれを選べばよいかわからない

ドラム式洗濯機を乾燥する方式で分類すると、次の3つに大別できます。

  • ヒーター型
  • ヒートポンプ型
  • ヒートリサイクル型

これらの違いについては、Youtubeの動画で調べられます。

それによると、一般にはヒーター型乾燥はNGらしいです。なぜなら電気代(消費電力)がとても大きく、乾燥により服が縮んだりすることがあるようです。10万ぐらいの安い乾燥機付き洗濯機は、このタイプが多いようです。私の場合は節約を目的としているので、ヒーター型を避けることにしました。

残された選択肢はヒートポンプ型とヒートリサイクル型です。多くの動画はこのどちらかであればOKとしていますが、ヒートリサイクル型に関して次の動画が参考になりました。ヒートリサイクル型は、超気密住宅だと匂いが逆流してくる問題が発生しやすいようです(仕様)。

本体がでかく、設置場所にマッチしない

よほど広い洗面所や脱衣所でなければ、ドラム式洗濯機がマッチしにくいでしょう。

洗面台と並べるとそれが顕著に現れます。

設置するのが大変そう

まず寸法を測定するのが面倒。

洗濯機の設置スペース、排水溝の位置、水道の蛇口の位置(高さ)、コンセントの位置さえ問題なければ、自力でセッティングも比較的簡単です。

今使っている洗濯機をずらして、購入した洗濯機を搬入します。ネット注文でも、下取り+搬入までやってくれる業者はたくさんあります。後はアースやホースの接続の取り付けだけです。

設置場所以外で、注意すべき点は次の2つです。

  1. 排水位置(左・右、かぶるか)
  2. 水道の蛇口

洗濯機が排水溝にかぶるばあいはかさ上げしなけれなりません。本体の脚となるタイプ、本体ごと乗せてキャスター移動できるタイプがあります。

問題は、水道の蛇口にぶつかる場合です。

特に蛇口の先端の向きを変更できないタイプだと問題になりやすいです。従来の洗濯機では問題なくても、多くのドラム式洗濯機は1100mm以上の高さがあるのでぶつかる可能性があるのです。

ぶつかったり、ホースを接続しにくかったりする場合は、水道の蛇口自体を壁ピタ水栓に交換します。そのためには、止水弁を給水を止め、蛇口の交換が必要です。シールテープやモンキーレンチなども用意しておく必要があります。

こうしたことで頭を悩ましたくない方は店舗で購入して、下見に来てもらうのが無難でしょう。

我が家は方向を変えられる蛇口だったのでセーフでした。

洗濯機を設置する

搬入時に室内ドアが邪魔だった

以下の動画を参考にして、蝶番からドアを外せました。

動画ではドアを取り付ける方法を説明していますが、取り外すときは逆に考えます。上の蝶番から蝶番キャップを外して軸心を上げます。その後ドア全体を上に引っ張って外します。

ドアを外しても搬入が困難であれば、以下の動画が参考になると思います。

お店で見るより明らかにデカく感じる

ドラム式洗濯機の設置前(従来の洗濯機)と設置後を比較すると次の通りです。

ドラム式洗濯機の設置前(Panasonic製のNA-F70PB9)
ドラム式洗濯機の設置後(Sharp製のESW113-SL)

寸法を測った時点で洗面台よりはみ出ることはわかっていましたが、実際に設置するとかなり大きく感じます。

できる限り壁側に設置して、なるべく出っ張らないようにしました。

些細な豆知識

  • ドアの開閉方向を考慮し、さらにスペースを確保しなければならない。
    • ドアを開閉する際に人が立ち位置も考慮すること。
  • 洗剤・柔軟剤の自動投入機能では、液体タイプを使うこと。
    • 粉なら1回ごとに手動投入口を使う。
    • ジェルボールなら、衣類と一緒に事前に投入して水洗い(手動投入口と自動投入機能を使わない)。
  • 衣類の乾燥が終わったら、衣類を取り出すか、蓋を開けるのが吉。
    • 衣類には熱がこもっているため。
    • 普段着であれば入れっぱなしでもあまり問題にならない。
    • 工業用油を洗浄した作業着を乾燥した場合、蓋を閉じたまま放置すると、こもった熱で発火する恐れがある。
  • 自動投入機能と洗濯予約機能は相性がよい。
  • 上位機種であれば、WiFiに接続し、スマホから監視もできる。

おわりに

実際に運用した結果(感想、節約効果)は後日記事にする予定です。
また、ドラム式洗濯機が来たことでタイル類の収納場所がなくなったので、久しぶりにDIYに挑戦しようと思っています😀

References

References
1 毎年7月頃に発表されています。
2 令和2年は新型コロナウイルスの影響でデータに変化なし。