令和3年福島県沖地震 我が家の被害
令和3年(2021年)2月13日に福島県沖で大きな地震が発生しました。
私が住んでいる福島県相馬市[1]https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E9%A6%AC%E5%B8%82は太平洋側であり(写真でいう緑色の丸印の位置)、震度は6強でした。
目次
地震の直後と被害の状況
私は犬と一緒に寝る直前でベッドに入るところでした。
いきなり大きな揺れが起こり、本棚からベッドへ本が大量に落下してきました。しらばく揺れが収まらず、その後さらに急激な揺れが発生しました。
作業室では机からあらゆるものが落下し、モニターも倒れました。
1Fの台所周りは食器が吹っ飛び、あらゆるものが落ちていました。
仏壇では花瓶が落ちてびしょびしょ、線香受けがぎりぎり落下していませんでした。
メダカが凍ってしまわないように玄関にメダカの容器を置いていました。揺れによって水が溢れて、玄関の壁や床がびしょびしょでした。
次の日に、明るくなってから家の全体を見まわしました。壁に亀裂が走ったり、天井に異常はありませんでした同市にて瓦が落下したり、壁が割れたりしている家が多数ありました。家の構造や築年数だけでなく、ちょっとした場所の違いで揺れの大きさも違ったようです。
同市にある、我が家のお墓が心配で見に行きました。というのも、東日本大震災のときにはお墓が倒壊するほどだったからです。半分以上のお墓は何らかの影響を受けており、全体の3分の1ほどのお墓は写真のように倒壊していました。倒壊したうえに、割れたり欠けたりしているケースもありました。
我が家のお墓も大打撃を受けており、自腹で修理しなければなりません😥何十万かかるでしょうか。
用意してよかったもの
コロナ禍で家全体を改造している際に、地震対策グッズも揃えており、それが幸いして被害を軽減できました。
本棚が倒れるのを防ぐ「ふんばりくんシリーズ Zタイプ 2本組」
天井近くまで高い本棚があれば、導入しましょう。1本ごと売っていますが、2本セットの方がかなりお得です。
少し高価ですが、取り付けは簡単ですし、一度取り付ければ安心感がすごいです。
今回の地震で本がバラバラ落ちてきたが、本棚の位置がずれるだけで転倒しませんでした。明らかに転倒しないと思えるほど安心感がすごいです。
棚やタンスが倒れるのを防ぐ「ニトムズ 家具転倒防止安定板 ふんばる君」
安いのに効果は絶大です。
すぐに設置可能です。家具の大きさによっては2人でやると効率的です。
私の家では食器棚やタンスにこれを適用していました。これのおかげで食器棚は倒れませんでしたが、扉がバタンバタン開いて食器が吹っ飛んで割れまくりでした。これを防止するには、食器棚に耐震ラッチあるいは開き戸ロックを取り付けます。手動タイプだと日常使いに不便なので、少し高くても地震を自動で検知してロックするタイプをおすすめします。
地震対策の教訓
ガソリンは常に半分以上入れておく
車のガソリンは半分以上を常にキープしておくと慌てずにすみます。この方法は自衛隊でも実践されています。
実際のところ東日本大震災でもガソリン不足が問題化しました。今回の地震の場合、地震直後の次の日でもガソリンスタンドはオープンしていましたが、ものすごい混んでいました。
備蓄の重要性
★後ほど追記予定。
地震による相馬市の様子
齊藤さん宅
サークル「ミライ・ハッキング・ラボ」のメンバーである齊藤さん[2]はてな村定点観測所、ミライハックも相馬市に住んでいます。
齊藤さんのツイートを見ることで、状況が参考になります。
モニターアームが折れているのがわかります。今後はモニターアームを購入する機会があれば、耐震性も考慮した製品を選びたいと思いました。
市内の状況
福島県の様子
おわりに
東日本大震災から10年の節目を迎える1ヶ月前の出来事でした。
相馬市は東日本大震災の津波により、数百人の方が亡くなり、多くの家も破壊されました。
そして、令和元年東日本台風と直後の大雨では、相馬市は2度水害が起きました。私の家は1回目で床上浸水、その2週間後の2回目で床下浸水でした。近所の家では2度床上浸水したところがたくさんありました。せっかく復旧したものが2週間後に台無しになってしまい、くじけてしまう姿も多く見てきました。
そして、約1.5年後に今回の地震が起きました。
津波、原発問題、水害、地震、…。災害のオンパレードです。立ち慣れない人も多そうです。
皆さんは災害はいつか来ると考えて、備え、家族間で話し合っておきましょう。
References
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