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消費者庁が、2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています。もし問題のある表現がありましたら、問い合わせページよりご連絡ください。

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

株式配当金受取プログラムで小銭を稼ぐ方法【楽天銀行+任意の証券会社】

2023年5月22日

楽天銀行に配当金に関する興味深いキャンペンがあったので紹介します。

独断と偏見によるセミリタイアへの必須度

項目概要
シーン増やす力
金銭的リターン配当金を1回受け取るごとに、10円を入手できる。
端株と相性がよい。
金銭的コスト特になし。
時間的リターン特になし。
時間的コスト確定申告が必須になる。
※投資資金がそもそも少なければ、利益が少ないので通常は確定申告が不要になっているはず。
総合ランク(S>A>B>C>D)セミリタイアへの必須度はDランク
本記事で紹介する株式配当金受取プログラムを最大限に活用できる立場の人は少ない。「端株だけを株式運用している」「少ない資金力で楽天銀行の上位の会員ステージを狙っている」という状況であれば、このプログラムの利用が選択肢に入ってくる。
セミリタイア・ミジンコ指標

株式配当金受取プログラムとは

株式配当金受取プログラムは、楽天銀行で配当金を受け取ると1件につき10円もらえるというものです。

配当金受取方法【投資の基本を復習】

配当金の受け取りには次の4つの方法があります。

  1. 株式比例配分方式
  2. 登録配当金受領方式
  3. 個別銘柄指定方式
  4. 配当金受領証方式

①株式比例配分方式

銘柄を持っている証券口座でそのまま受取る方法です。もっとも一般的な方法です。迷ったらこれを選べば間違いありません。

複数の証券口座それぞれに株を持っていれば、それぞれの証券口座に株数に応じた配当金が配分されます[1] … Continue reading

NISA口座(あるいはジュニアNISA口座)であれば、株式比例配分方式にしなけれなりません。なぜなら、(一般)NISAやジュニアNISAは株式の売却益だけでなく、配当金も非課税になりますが、配当金の受け取り方法を株式比例配分方式にしておかないと非課税にならないためです。

1つの証券会社で設定すると、他の証券会社で保有している株式にも適用されます

②登録配当金受領方式

指定の金融機関の口座に配当金を入金する方法です。

今回の記事のテーマである、株式配当金受取プログラムを利用するにはこの方式を選ぶことになります。

1つの証券会社で設定すると、他の証券会社で保有している株式にも適用されます

③個別銘柄指定方式

銘柄ごとに振込銀行口座を指定して、指定銀行口座に振り込んでもらう方法です。

従来は、株主となっている発行会社または管理する信託銀行への申し出る必要がありましたが、現在は株式を保有している証券会社へ申し込むことにより登録できます。

④配当金受領証方式

信託銀行及び発行会社から郵送される配当金領収証と引き換えに、郵便局等で配当金相当の現金を受取る方法です。

配当金領収証の紛失リスク[2]紛失しても信託銀行に問い合わせることで、無料で再発行できます。、払渡期限切れのリスク[3]手続きは必要ですが、基本的には期限切れでも配当金を受け取れます。ただし、数年も経過していると支払いを拒否されることがあります。、郵便局に持って行く手間がかかるなどのデメリットがあります。一方、生の現金を受け取れるので、それが嬉しい人にとっては選択肢としてはありかもしれません。

まとめ

  • 一般的には①を選んでおけばよい。
  • NISAを選択しているなら、①一択。
  • つみたてNISAを選択している、いつも確定申告をしているなら、①以外の選択肢もあり。
  • ①と②の方法を選ぶと、すべての保有株式にその受取り方式が適用されるため要注意。

株式配当金受取プログラムの特徴

メリット

  • 証券会社は任意。
    • 楽天証券でもよいし、LINE証券とか別グループの証券会社でもよい。
  • 1株でも配当金はもらえる。
    • 株式配当金受取プログラムを使えば、配当金は数円であっても、追加で10円もらえることになる。
      • つまり、端株であれば配当利回りを実質上がったことになる。
  • 端株投資と相性ばっちり。300銘柄を保有していれば、年2回の配当だとしたら6k(=10円×300銘柄)を得られる。
  • 通常配当金は年に2回だが、銘柄によっては年に4回もらえるものがある。例えば、あおぞら銀行など。
    • 配当金の金額は年に2回、年に4回であっても、結局のところ2分割、4分割されるだけであり、総額は変わらない。
    • 一方、株式配当金受取プログラムにより、入金回数が2倍になるので、20円(=10円×2回)得する。
  • ハッピープログラムの会員ステージを簡単に上げられる。
    • 会員ステージが一番上のスーパーVIPだと、ATM利用手数料が月7回無料、他行振込手数料が月3回無料になる。さらに楽天ポイント獲得倍率が3倍になる。
    • スーパーVIPの条件は残高300万円以上または取引30件以上。残高が厳しい人は、取引数で狙うのがよい。配当金を受け取る度に取引数としてカウントされるようだ。宝くじの自動購入でも1回当たり1カウントになるので、定期購入もあり。

デメリット

  • エントリーが必須。
    • 配当金を受け取る前に忘れないようにエントリーしなければならない。
    • 毎月エントリーする日を決めて、習慣にしておけばよい。
  • 登録配当金受領口座方式を選ぶとすべての証券会社にそれが適用される。
    • 確定申告が必須になる。

株式配当金受取プログラムを活用している方々

とても参考になります。

おわりに

個人的には株式配当金受取プログラムを利用するつもりはありませんが、知識として知っておくのは無駄ではありません。
配当金受取方法の復習にもなりました。

References

References
1 複数の証券会社などに同一銘柄を保有されている場合は、各証券会社で保有されている株数に応じて各証券会社の取引口座に配当金が入金されます。
2 紛失しても信託銀行に問い合わせることで、無料で再発行できます。
3 手続きは必要ですが、基本的には期限切れでも配当金を受け取れます。ただし、数年も経過していると支払いを拒否されることがあります。