半自動Vポイント生成マシンのつくりかた【SBI証券+三井住友カード編】

2021年10月25日

はじめに

セミリタイア・ミジンコのIPUSIRONです😀

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錬金術シリーズの第3弾です🙋‍♂️
証券会社によっては投資信託をクレカ積立するとポイントがもらえるサービスが提供されていることがあります。
代表的な例としては「楽天証券+楽天カード」で楽天ポイントがもらえるサービスです。
2021年6月からSBI証券でも三井住友カードのクレカ積立で投資信託を買うとVポイントをもらえる仕組みが実装されました。
両方のポイントをもらうためには、楽天証券とSBI証券の両方で積立投資し続けることが自然な発想です。投資資金に余裕があればそれでもよいでしょう。しかし、投資資金が毎月5万円も多く積立投資に投入できないかもしれません。また、投資資金が十分にあっても同一の投資信託を2つの証券会社で保有すると管理しにくい(見にくい)と感じるでしょう。私は後者に該当します。
「楽天証券をメインに使っているのでこちらで投資信託を一元管理したいが、SBI証券でVポイントだけを満額もらいたい」という考えのもと、今回の半自動Vポイント生成マシンを考案しました。アイデアは単純ですが、ローリスクで500ポイントを獲得できます。

独断と偏見によるセミリタイアへの必須度

項目概要
シーン増やす力
金銭的リターン5万円積み立てることで、毎月500Vポイントを得られる(厳密には投資信託は価格変動リスクを受けるので若干上下する)。
ただし、2021年12月10日まではスタートダッシュキャンペーンを実施しており、還元率が1.5~3%にアップする。つまり、一時的には750~1,500Vポイントを得られる。
金銭的コスト投資信託のコストがかかる。今回扱う投資信託はeMAXIS Slim 国内債権インデックスであり、購入・保有・売却コストはかなり低い水準でありほぼ無視できる。
三井住友カードの年会費を考慮する(一般カードであれば年会費なし。ゴールドであれば年5,500円なので、永年無料を目指そう)。
時間的リターン特になし。
時間的コスト初期設定はそれほど難しくなく、時間もかからない。
投資信託の売却時、証券口座から銀行口座への資金移動は基本的に手動になる。前者は月1回、後者は数ヶ月に1回でよい。
トータルで時間的コストはあまりない。
総合ランク(S>A>B>C>D)セミリタイアへの必須度はBランク
ミジンコ的には「ローリスクで毎月500Vポイント、すなわち年6,000Vポイントを得られるのでそこそこお得」と結論付けた。
セミリタイア・ミジンコ指標

これまでポイントゲットのために様々な場面でeMAXIS slim 国内債券インデックスを利用してきました。
そして、つい先日に三井住友カードゴールドカードNLを入手しまた。SBI証券で三井住友クレジットカードでクレカ積立するとVポイントが溜まるので、今回の半自動Vポイント生成マシンを考えてみました。

半自動Vポイント生成マシンを実現できる背景

月5万円の積立投資で500Vポイントが得られる

SBI証券の投信積立サービスでは月5万円を上限としてクレジットカードで決済できます。

2021年夏に三井住友カードが発行するクレジットカードが対応し、決済金額に応じてVポイントを獲得できるサービスが始まりました。

対象カードクレカ積立ポイント付与率買い物などの通常決済
※基本付与率
三井住友カード プラチナプリファード
三井住友カード プラチナ
2.0%1.0%
三井住友カード ゴールド
三井住友カード ゴールドNL
1.0%0.5%
上記のカード以外0.5%0.5%

なお、現在はスタートダッシュキャンペーンで期間限定で最大3%還元です。

このサービスを活用することで、月5万円積み立てれば、毎月500Vポイントを獲得できるわけです。

eMAXIS Slim 国内債券でローリスクを実現する

しかし、投資信託を購入するということは価格変動リスクがあります。基準価格の変動によって損をしたり得をしたりするわけです。500円(≒500Vポイント)以上の損を出してしまえば、逆にお金を失ってしまいます。

また投資信託のコスト(売買・運用管理のコスト)が大きければ、利益がその分減ってしまいます。

そこで、コストがかなり割安である「eMAXIS Slimeシリーズ」を選びました。さらに、価格変動があまり変動しない(変動してもすぐに戻る)「国内債券」に投資することにします。

今回構築する半自動Vポイントマシンでは、投資信託のeMAXIS Slim 国内債券を用います。

eMAXIS Slim 国内債券はeMAXIS Slimシリーズの一種です。eMAXIS Slimシリーズ自体は2,600種類以上ある投資信託の中でコストがもっとも低い部類になります。eMAXIS Slim 国内債券の信託報酬は0.132%であり、長期運用でもまったく問題ありません。半自動Vポイントマシンではかなりの短期で売却するので、こうしたコストはほぼ無視できます(コストよりもらえるVポイントの方が圧倒的に大きい)。

eMAXIS Slim 国内債券を積立投資で自動購入し、約定したらすぐに売却します。翌日でも構いません。基準価格は若干上下しますが誤差レベルです。どうしてもマイナスにしたくなれば数日保有してもよいでしょう。しかしずっと持っているとそれだけリスクが出てきます。理想は翌日、最長でも5営業日以内に売却するというルールを決めておくべきです。

ローリスクといっていますが、運悪く暴落タイミングとぶつかってしまえば、影響を受けます。
そのため、実践する際は自己責任でお願いします。

リスクが完全にゼロではなく、手動でやるべきことがある

今回の装置を「半自動Vポイント生成マシン」と名付けました。

本当は完全自動で動作させたかったのですが、現状技術的にはどうしても手動でやる箇所が出てきてしまいました。

ところで、錬金術第2弾の記事ではTポイント永久機関を構築しました。

お金をぐるぐる回すだけでTポイントを得られたわけです。今回も同様にお金をぐるぐる回すだけでVポイントが得られます。

この世の中では、お金、あるいはそれと同等の価値のあるもの(労働対価を含む)をぐるぐる回すと何かが生み出されるのです。うまく設計することでお金からお金(に対応するもの)を生み出せるのです。

半自動Vポイント生成マシンの特徴

  • 違法性はまったくなし。正当な方法。
  • 半自動。
  • ノーリスクではなくローリスク。つまり若干のリスクはある。
  • 誰も損をしない。手数料をもらう証券会社、現金を一時的に受け取るネット銀行、クレジットカードを使ってもらえる三井住友、ポイントをもらえるあなた、全員得している。

半自動Vポイント生成マシンの設計方針

基本バージョン【ネット銀行共通】

ステップ③でeMAXIS Slim 国内債券を売りますが、なるべく早く売った方が価格変動リスクは下がります。

ステップ④の作業ですが、資金に余裕があれば毎月この作業をする必要はありません。ここでほぼ5万円といっているのは、eMAXIS Slim 国内債券の売買において基準価格が変動が若干変動するためです。

ステップ④における出金手数料は無料です(SBI証券負担)。

預り金自動スィープサービスを利用したバージョン【住信SBIネット銀行】

SBIハイブリッド預金を設定すると、住信SBIネット銀行で代表口座(通常の銀行の普通預金に相当)とハイブリッド口座(SBI証券の売買で使われる)が使えるようになります。

預り金自動スィープサービスを使うと、SBI証券における余分な現金預り金がハイブリッド口座に自動振替されます(ステップ③)。

SBI証券から住信SBIネット銀行への出金が不要になったので、手動でやるべきことがひとつなくなったように思えますが実際のところはそうではありません。なぜなら、三井住友カードの引き落としは代表口座からなので、結局はハイブリッド口座から代表口座に手動で振替が必要です。

この方式で何が嬉しいのかというと、ハイブリッド口座に預金が入っていれば、住信SBIネット銀行の利息を受け取れるのです(年利0.08%で、12で割った分を毎月入金される)。SBI証券の預り金残高に放置するより、利息の分だけ得するわけです。

半自動Vポイント生成マシンに必要なもの

半自動Vポイント生成マシンを構築するには次の3つを用意するだけです。

  • SBI証券の口座
  • 三井住友カードゴールド(NLを含む)…クレジットカード
  • 投資用の5万円+α…ぐるぐると使いまわせる。

SBI証券の口座開設

まだSBI証券の口座を持っていないのであれば、ポイントサイト経由で作ることをおすすめします。数千ポイントの高額案件のはずです。

三井住友カードの新規発行

三井住友カードを新規で作る方は、以下の紹介制度URL経由で作るか、ポイントサイト経由で作るとお得です。

三井住友カードの紹介制度は、紹介された方は一律2,000円相当のVポイント、紹介した方もVポイント(発行されたカードの種類によってもらえるポイントが変わる)がもらえる制度です。

半自動Vポイント生成マシンを構築する【実践編】

ステップ① SBI証券でVポイント対応にする

1a:SBI証券でTカード番号登録されているなら、Tカード番号登録を解除します。

1b:ここのサイトの下にある[コース変更のお申し込みへ進む]ボタンを押します。先に進んで仲介口座を三井住友に設定できます。

1c:仲介口座変更の手続きが完了すると通知が来ます。

「ポイント・外部ID連携」にて、ポイントサービスが「Vポイント」と表示されるようになりました。

また、左上のSBI証券のロゴの隣に「三井住友カード」のロゴが表示されます。

ステップ② SBI証券でクレカ積立のクレジットカードを登録する

SBI証券でクレカ積立用のクレジットカードを登録します。

2a:メニューの「取引」>「投資信託」>「投信(積立買付)」>「クレジットカード>登録する」を選ぶと「クレジットカード登録」画面が表示されます。

2b:ここから三井住友カードを設定します。

SBI証券のクレジットカード登録画面からカード会員向けのサイトVpassへアクセスします。三井住友カードの口座番号や有効期限、セキュリティコード(セキュリティコードはVpassアプリで確認できる)を入力すれば完了です。

なお、ナンバーレス(NL)のカードなので、これらの情報はVpassアプリでします(セキュリティコード以外は、カードが届けられた際の紙にも書かれていますが、セキュリティコードについてはVpassアプリで確認するしかない)。

2c:Vポイントサービスの利用登録が完了します。

「ポイント・外部ID連携」のところで、ポイントサービスが「登録済み」になります。

ステップ③ eMAXIS Slim 国内債券をクレカ積立の設定をする

3a:投資信託パワーサーチでeMAXIS Slim 国内債券を探します。

3b:積立設定を行います。

  • 決済方法:クレジットカード
  • 積立金額:5万円

なお、クレジットカードを決済に選ぶと、積立発注日は毎月1日に固定になります[1]現金を選ぶと、任意の日を選べます。

3c:設定が完了したことを確認します。

FAQ

売買を自動化できるか?【課題】

クレカ積立なので投資信託の購入時は自動で行われます。一方、投資信託の売却は手動で行います。この売却も自動でできれば手間がかかりません。

しかし、SBI証券の機能では現在のところ自動売買ツールとしてオートレ225しか提供されていません。これは日経平均株価(日経225)という指数の売買に特化したものです。

他の証券会社のラインアップを見ても株の売買ツールが提供されていても、投資信託に対応したものは見つかりませんでした。直近の将来的にも期待できないでしょう。

三井住友カードゴールドNLの100万円修行に使えるか?

三井住友カードゴールドNLの年会費は5,500円ですが[2]2021年9月末までに申し込むと最初の年会費が無料地というキャンペーンをやっていました。、1年で100万円を使うと翌年以降年会費が無料[3] … Continue readingになる特典があります。

多くの方が年会費永年無料を獲得するために100万円を使おう(クレジットカード界隈でこれを100万円修行と呼ばれている)と頑張っていますが、購入対象として何でもよいわけではありません。残念ながらクレカ積立は対象外なので、カウントされません。

技術を流用できないかを模索する【アイデアハック】

他の証券会社のクレカ積立のポイントサービスでも同様のマシンを作れる

メインで使っていない証券会社でクレカ積立することでポイントを獲得できるサービスを提供しているのであれば、今回紹介したマシンの仕組みを流用してみてください。

  • 「楽天証券+楽天カード」⇒楽天ポイント
    • 積立金額は月5万円まで。還元率は1%なので、楽天ポイントが500ポイント得られる。
    • 高還元なのでやるべき
  • 「tsumiki証券+エポスカード」⇒エポスポイント
    • 積立金額は月5万円まで。
    • 年間の積立金額に応じてエポスポイントが溜まる。1年目は年間購入額の0.1%、2年目は0.2%、…、5年目は0.5%。6年目以降は0.5%のまま。
    • 選べる投資信託は長期投資に適した5本のみであり、ローリスクでなくなるので避けるべき(2021年10月現在)。
  • 「スマホ証券+セゾンカード・UCカード」⇒永久不滅ポイント
    • 積立金額は月5万円まで。還元率は0.1%。
    • 選べる投資信託は2本のみ、東証一部の約130銘柄、10本のETF。
    • 投資信託以外も対象なのは嬉しいが、還元率が低すぎるのでやる価値はほぼなし。
  • 「SBI証券+タカシマヤカード」⇒タカシマヤポイント
    • 積立金額は月5万円まで。
    • 年間の積立金額に応じてエポスポイントが溜まる。1~2年目は年間購入額の0.1%、3~4年目は0.2%、5年目以降は0.3%。
    • 選べる投資信託は約2,600本あるので問題なし。

auカブコム証券の口座開設時に活用する

  • ポイントサイトでは「口座開設+初回取引」という案件がある。初回取引にeMAXIS Slim 国内債券を利用すれば、超ローコストで案件の条件を達成できる。
  • auカブコム証券内で初回取引で500Pontaポイントがもらえるキャンペーンがやっていた。

よって、 eMAXIS Slim 国内債券を手動で購入すれば、上記の2つを同時に満たせます。

本当は買ってからすぐに売ってもよいはずですだが、不安があれば条件達成を確認してから売ればよいでしょう。

おわりに

錬金術シリーズはまだまだ続きます🙋‍♂️
小銭でも継続すれば大きな資産になります。当然ながら複利運用すれば、雪だるま式に増えていきます。楽しく小銭を拾っていきましょう😀

References

References
1 現金を選ぶと、任意の日を選べます。
2 2021年9月末までに申し込むと最初の年会費が無料地というキャンペーンをやっていました。
3 永久無料ではなく永年無料です。永久無料だと絶対的に無料が継続されますが、永年無料の場合は規約次第では無料でなくなるかもしれない可能性が若干あります。