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消費者庁が、2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています。もし問題の表現がありましたら、問い合わせページよりご連絡ください。

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

ラクマのクーポンで錬金術する方法【ノーリスク・ローリターン】

2022年2月8日

錬金術シリーズの第9弾です。
今回はラクマのクーポン券を使った錬金術を紹介します。
積極的に利用しないにしても、知っておくとちょっとだけお得になるテクニックです。

ラクマの特徴を復習しておこう

ラクマは楽天が運営しているフリマアプリです。楽天会員のアカウントをそのままユーザーIDとして利用できます。

フリマアプリのシェアは圧倒的にメルカリが大きいですが、出品者側にとってはラクマの方が販売手数料の観点から有利です。メルカリでは10%ですが、ラクマでは6%だからです。

今回の記事ではラクマ特有のクーポンをうまく活用する方法を紹介します。

これからアカウントを作る人へ

ラクマのアカウントをこれから作るのであれば、家族や友人から招待コードをもらうことをおすすめします。300ポイントももらえるはずです。

もし心当たりがなければ、私の招待コードをご自由にお使いください。

フリマアプリのクーポンの種類

フリマアプリでよくみられるクーポンは次の3種類があります。

クーポンの種類実際の例
購入額の一定割合をポイント還元(ポイントバック)3%OFFクーポン
特定額のポイント還元200ポイント還元
特定金額の割引300円OFFクーポン
500円OFFクーポン

購入額の一定割合をポイント還元できるクーポン

ポイント還元のクーポンは高くて物品に使うと効果的だが、お得であっても必要ないものを買ってお金が貯まりません。特にクオカードや優待券のように、消費できるものや換金率がよいものの購入に有効です。

メルカリでこの種のクーポンがたまに発行されます。このクーポンを活用した錬金術については、以前に紹介しています。

新しい方法にアップデートした内容を近いうちに記事にする予定です。

指定金額の割引できるクーポン

今回の記事はこの種のクーポンを活用します。よくある「2000円以上で使える300円OFF」といったクーポンではなく、「301円以上で使える300円OFF」というのがポイントです。

ラクマは定期的に100円OFFクーポン、300円OFFクーポン、500円OFFクーポンは配っています。ラクマの出品手数料の最低料金は300円であるため、300円OFFクーポンや500円OFFクーポンを活用して、ノーリスクローリターンで儲けられます。

画像のように、出品をすると300円OFFクーポンがもらえる場合もあります。出品するものがなくても、明らかに安いものを高額で出品するだけでよいのです(売れる必要はない)。

クーポンを使って1円で100円を得る【落札者向け】

ラクマの300円OFFクーポンは301円の商品に使えます。

301円~301円の範囲で検索すれば、ちょうど301円の商品を探せます。もし500円OFFクーポンがあれば、501円の商品を探してください。

ただし、購入時は出品者が送料を負担するものであることを確認してください。購入者が負担では損をしてしまいます。

欲しい商品があればそれを購入するのもよいでしょう。どうせ1円で買えるわけです。

欲しい商品がなければ、記念硬貨、切手、ミニレター、優待券などを狙うとよいでしょう。クーポンには有効期限があるので、何も買わないのはもったいないです。

例1:100円記念硬貨を購入する

現金として使う場合は額面の100円の価値があります。

つまり、301円OFFクーポンで購入すれば、1円で100円(現金)を得たことになります。差額の99円を儲けたことになります。

例2:「ミニレター63円 3枚セット」を購入する

「ミニレター63円 3枚セット」を301円OFFクーポンで購入すれば、1円で189円相当品を得たことになります。消費期限のあるものでもなく、デジタル機器のように流行に左右されません。すぐに使わなくてもずっと価値は維持できます。

自分が商品を発送する際にも活用できますし、それを売るのもよいでしょう(後述するわらしべ長者を参照)。

クーポンを使って商品をさばく【出品者向け】

出品者側がクーポンの特性を逆手に取ることで、いらない商品をさばけます。

ラクマの最低出品価格は300円です。300円で出品してしまうと300円OFFクーポンが使えませんが、301円で出品したほうが300円OFFクーポンを使えます。つまり、301円で出品したほうが売れやすいでしょう。なぜなら300円OFFクーポンを消費したい人がある一定数いるためです。

しかも、301円で出品する商品は明らかに301円以上の価値がなくてもよいのです。300円で出品すると、落札者は300円の出費があるため、300円以上の価値がなければ落札しません。一方、301円で出品すると、落札者は300円OFFクーポンを使う可能性が高く、実質的な出費は1円だけなので、100円程度の価値しかなくても落札するのです。

出品時は次の条件を指定します。

  • 配送料の負担:送料込み…売れやすくするため。
  • 配送方法:普通郵便

実際に何で発送するかは出品物によります。25g以下かつ紙状のものであればミニレター、25g超であれば定形外郵便の封筒で送ればよいでしょう[1]ミニレターの封筒に入れて25gを超えると、定形外郵便物の料金になってしまいます。

なお、ミニレター自体は1通4gなので、ミニレターに入れられるのは21g未満ということになります。

買いと売りを繰り返してお金を増やす【わらしべ長者戦法】

301円OFFクーポンや501円OFFクーポンで買ったものを、そのまま売ります。クーポンがまた発行されたら同様に繰り返します。

これを継続すると、最初の1円の出費だけで、お金が少しずつ増えていきます。

ミニレター3枚組でわらしべ長者になれるか

ここでは、ミニレター3枚組をターゲットにしてわらしべ長者戦法を使うとどうなるのかを調べてみます。

そのまま売ることを想定すると、軽くて薄いものが向いているため、ミニレターにしました。

現金はミニレターでは発送できません。紙幣ならばれないかもしれませんが、禁止されています。硬貨を入れると、X線検査でばれる可能性があります。

アクションアクション結果累積利益
ミニレター3枚組を購入する
※301円OFFクーポンを使う
出費:1ポイント(あるいは1円)
入手した現物:189円(=63円×3枚)相当品
188円(現物)
ミニレター3枚組を301円で出品する188円(現物)
ミニレター3枚組が落札される落札額:301円
販売手数料:18円(落札額の6%分)
送料:84円[2]ミニレターは1通4gで、3通セットで12gになります。発送するなら、定形郵便(25g以下)の84円になります。
出品の利益:199円
198円(ラクマ売上金)

「買い⇒売り」の1ターンで198円を得たことになります。

月に1回1ターンを1年間継続すれば、2,376円(=198円×12回)の利益になるわけです。

小さい利益かもしれませんが、まったくリスクがありません。元手も不要です。在庫リスクもなければ、金銭的リスクもゼロです。しかも、商才がなくても誰でも行える方法です。再現性のある方法なのです。子供でもアカウントさえあれば確実に稼げるのです。

ラクマの売上金について

ラクマの売上金は楽天キャッシュや現金に変えられます。

最終的にラクマの売上金をお得に現金化する方法については、以下の記事を参考にしてください。

おわりに

私はわらしべ長者戦法を実践するつもりはありませんが、クーポンの使い道がなければ硬貨やミニレターを購入したいと思っています。
また、不用品を売る際には301円や501円で出品することを意識しようと思っています。

References

References
1 ミニレターの封筒に入れて25gを超えると、定形外郵便物の料金になってしまいます。
2 ミニレターは1通4gで、3通セットで12gになります。発送するなら、定形郵便(25g以下)の84円になります。