10分で自作するミジンコ式メモホルダー
はじめに
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
コーストFIRE中のIPUSIRONです😀
いきさつ
以前はミジンコクリップを購入して、アナログの手帳で活用していました。しかしながら、昨年からiPad+GoodNotesでデジタル手帳に完全移行したために、ミジンコクリップの出番がありませんでした。
PC机周りにメモ書きが増えて、それをネオジム磁石で固定していましたが、視線を周囲に動かす必要があります。メモホルダーを導入することに決定し、どうせ買うならユニークなメモホルダーにしようと探しましたが結構値段が高かったので躊躇しました。そんなときミジンコクリップの存在を思い出して、これを活用してメモホルダーを自作してしまおうと思いました。
材料
- ミジンコクリップ
- 国立科学博物館のミュージアムショップで販売している。
- 428円
- 送料がかかるがWebからでも購入可能。
- 針金80mm程度×1本
- HIKARI SM400-12はステンレス丸棒(φ1.2mm、400mm)が5本入りで\50円程度。
- 立方体の木材×1個
- 2×2のSPF材をカットして作った。38mm角。
- ネジ穴ありのネオジム磁石×1個
- ネジ×1本
つくりかた
1:木材をカットします。
2:底の面に磁石を埋め込むための空間をくりぬきます。
卓上ボール盤+ドリルで均等の深さになるように穴を開けました。点(穴)をたくさん作って、面にしてしまうという無理やりな方法です。
3:全体にやすり掛けをします。時間短縮のためベルトサンダーでつるつるにしました。
特に木材の表面のざらつきに違いがあると、色に違いが出てしまうので注意が必要です。今回は何も塗りませんでしたが、透明ニスや蜜蝋クリームを塗るのもよいでしょう。
4:上面の角を面取りします。
5:上面の中央に千枚通しで穴を開けて、針金を埋め込みます。その後、金づちで少しずつ打ち込み、抜けないぐらいまで挿入します。
6:底にネオジム磁石をねじ止めします。底の面から見てネオジム磁石が深く埋まっていると、磁石の効果が薄まります。その場合は磁石の取り付け後に、磁石の面ぎりぎりに近づくまでベルトサンダーで底を削ります。
7:ミジンコクリップと針金の先端をはんだ付けで固定します。指で曲げようとしても外れないことを確認します。
8:以上で完成です。
完成品
磁石のおかげでPC机の金属部に貼り付けられます。
課題
ミジンコクリップは紙の上部に対して挟むことを想定しています。一方、メモホルダーは上から差し込むので、結果的に紙の下部に対して挟むことになります。そのため、メモを挟むとミジンコの姿がみえません。
おわりに
使わなくないものを組み合わせて、使えるものに生まれ変わりました。
新たに市販のメモホルダーを購入しなくて済んだので節約できました😀