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消費者庁が、2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています。もし問題のある表現がありましたら、問い合わせページよりご連絡ください。

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

代用有価証券にできる投資信託は証券会社によって異なる

現在はSMBC日興證券と楽天証券で株主優待クロスを実施しています。
しかし、最近はSMBC日興證券での争奪戦が激化しており、なかなか欲しい銘柄を確保しにくい状況が続いています。
今後は他の証券会社での在庫確保も検討しています。その候補としてSBI証券とauカブコム証券が挙げられます。
いろいろと調べている過程で、auカブコム証券の代用有価証券について意外なことがあったので、記事としてまとめてみました。

保有する株式や投資信託を代用有価証券にすることで何ができるのか

保有する株式(現物)や投資信託を代用有価証券とすることで、信用取引の枠が大きくなります。保証金(信用取引用の預かり金)に余裕がなくても、代用有価証券があればカバーできるわけです。

詳細は次の記事を参考にしてください。

代用有価証券にできる投資信託の条件は証券会社によって異なる

ここでは投資信託についてのみ注目します。

楽天証券では基本的に投資信託を代用有価証券にできる

楽天証券では、投資信託の買い付け時に再投資型か分配金受取型のどちらかを選べます。

どちらの方式であっても、代用有価証券にできます。ただし、特定口座のみであり、NISA口座は対象外です。

なお、特定口座で保有する投資信託は、再投資型と分配金受取型を後からでも変更できます。

SMBC日興證券では投資信託を代用有価証券にはできない

SMBC日興證券のオンライントレード(日興イージートレード)では、投資信託を代用有価証券にできません。

ETFは代用有価証券の対象です。
SMBC日興證券には、ポイントが還元される投信クレカ積み立てのようなシステムはありません。
以上のことから、SMBC日興證券でインデックス投資するなら、投資信託ではなくETFを選択した方が代用有価証券にも活用できて便利であることをつみニー(@tumini2021)さんに教えていただきました。
情報ありがとうございました😀

auカブコム証券では分配金受取(一般型)の投資信託のみを代用有価証券にできる

auカブコム証券の投資信託は次の3種類[1]投資信託の分配金受取(一般型)と分配金再投資(累投型)の違いは?があり、他の証券会社と比べてわかりにくいです。名称からその内容を推測しにくいことも、わかりにくさに拍車をかけています。

  • 再投資型・・・分配金を自動で再投資。クレカ投信積み立てはこれ。
  • 分配金受取型(一般型)・・・分配金を受け取る。口数単位の購入。
  • 分配金受取型(累投型)・・・分配金を受け取る。1円単位の金額指定での購入。プレミアム積み立てだとこれしか選べない。

このうち代用有価証券にできるのは、分配金受取型(一般型)のみです[2]保有している投資信託を代用有価証券へ振替えることができません。どうしてでしょうか?

そして、保有する投資信託の分配金受取(一般型)と分配金再投資(累投型)は変更できません[3]投資信託の分配金受取(一般型)と分配金再投資(累投型)の変更はできますか?

以上のことから、明示的に分配金受取型(一般型)でスポット購入した投資信託でなければ、代用有価証券にできないということです。

おわりに

現在は3つの証券会社のみ取り上げました。
この中では楽天証券が投資信託を代用有価証券にしやすいことがわかります。
他の証券会社については将来的に追加する予定ですが、いつになるのかはわかりません。