Burpの稼働が極端に重くなる【ハッキング・ラボ編】
現象
私の環境では、ParrotOS 6.0のISOファイルから新規インストールした仮想マシン(仮想メモリーは2Gバイト)で、「Burpを起動⇒Burpブラウザーを起動」したら、極端に重くなりました。ただし、再現性があるかは不明です。
原因
私の環境では、ホストOSのタスクマネージャーを見ると、仮想マシンを保存するストレージへのアクセスが90%を超える状態でした。
仮想マシンのメモリーが足りなくて、ストレージに対して頻繁にアクセスしている状況と推測できます。
解決策
解決方針は、仮想マシンの仮想メモリーを増やすことです。
※解決策の手順に進む前に、タスクマネージャーを立ち上げておくことをおすすめします。
1:ParrotOSの仮想マシンを終了する
仮想マシンの仮想メモリーを変更するには、終了状態でなければなりません。
フリーズ状態で通常の終了処理ができなければ、仮想マシンの×ボタンを押して強制終了するしかありません。
※仮想マシンが完全に終了したら、タスクマネージャーで負荷状態を確認してみます。負荷がなくなっているはずです。
2:仮想マシンの仮想メモリーの容量を増やす
私は2Gバイトから4Gバイトに変更しました。
3:ParrotOSのBurpブラウザーを起動して、改善したことを確認する
Burpブライザーを操作しても問題ありませんでした。