Schematic【Hard Chipt編】
はじめに
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
コーストFIRE中のIPUSIRONです😀
Schematicステージ
Schematicステージは、Inverter (NOT)セクションの最初のステージです。
※"schematic"は「回路図」という意味です。



メニューの?アイコンが点滅しているので、押してください。
すると、その隣のSchematicアイコンの説明が表示されます。

これを押すと、目標の回路が表示されます。
今回はインバーターゲート回路(Inverter Gate)、すなわち反転回路を組むのがゴールとわかります。

デフォルトの画面は大きいので、右下をつまんで画面の大きさを調節できます。
この回路の画面を長めなら回路を組んでいくことになります。
Schematicステージを解く
1:初期回路を見る

今回使えるブロックは次の3つです。
・Traceブロック
・PMOSブロック
・NMOSブロック
2:回路を検討する
Schematic画面を表示させておきます。
今回組むのはインバーターゲート回路です。
PMOSとNMOSをそれぞれ1つずつ使うことがわかります。
ポイントはPMOSのChannelの一端に1、NMOSのChannelの一端に0をつなぐことです。
どちらがPMOSとNMOSを識別には、Channelの縁の色に注目します。赤(1)ならPMOS、青(0)ならNMOSです。
3:回路を組む
最初かあるInputとOutputをつなぐブロックは一部不要なので削ります。
Traceブロックが隣り合うとくっついてしまうのでゆとりを持って、つないでいきます。
なるべくSchematicの回路に近づけていくように組んでいくと、間違えにくいでしょう。

4:各パターンをテストする


確かにInputとOutputが反転していることがわかります。
5:全パターンをチェックする
全パターンをパスすれば、クリアになります。

クリアはできましたが、79ブロックを消費しており、ランクが悪くなっています。
なるべくブロック数を減らすように組みましょう。
回路を最適化する【別解】
前述の回路を踏まえたうえで、ブロックの効率を検討します。
1:NMOSとPMOSの位置を調整する
前述の回路は見やすさを重視のために、Schematicsの回路図と似たような位置にNMOSとPMOSを配置にしました。
これを隣接させ、入出力の近くに移動させてみます。

検証すると次のようになります。
ブロック数が66になり、だいぶ改善しました。GradeもStatisfactoryになっています。
