楽ラップを解約する方法【楽天証券編】
目次
はじめに
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
コーストFIRE中のIPUSIRONです😀
2021年9月から楽天証券のロボアドバイザー「楽ラップ」をスタートさせました。
21ヶ月経過した2023年6月の時点でようやく含み益が出てきました。
始めた動機は、ブログのネタとロドアドバイザーの経験のためでした。
ずっと続けるのは手数料的にもったいないので、含み益が出た今が止め時だと判断しました。
現金化したら、そっくりそのまま投資信託を買います。
楽ラップとは
止める直前(21ヶ月目)の運用実績
楽ラップでの運用設定
ミジンコの運用設定の内容は以下の通りです。
運用開始日 | 2021年9月1日 |
運用金額 | 初期投資金額:10万円 毎月の積立額:1万円 |
運用コース | やや積極型-DRCなし |
楽ラップで21ヶ月運用した実績
資産合計が318,826円であり、評価損益が+11,961円でした。
楽ラップの資産推移
グラフの推移における色分けを見ると、きれいにリバランスされていることがわかります。
運用していたファンド
楽ラップが運用しているファンドについては、頭に「【楽ラップ専用】」とあるので、ポートフォリオ一覧を見ても一目瞭然です。
解約以外の選択肢
本記事では解約をテーマにしていますが、本当に解約すべきかは自分のケースに当てはめてもう一度考えてみてください。
楽ラップの手数料が高いからという理由で解約したにもかかわらず、資金をETFや投資信託に回さなければ、市場に立ち続けるという機会損失のほうが上回ってしまいます。
楽ラップを解約しなくても次の投資法もあります。
- 従来の方針で投資を続ける。
- 解約せずに、積立額を減額・増額する。
- 解約せずに、積み立てをストップする。
- 運用を続けながら、少しずつ出金していく。
楽ラップの信託財産留保額
楽ラップの信託財産留保額は最大0.3%と設定されています。信託財産留保額とは、投資信託を解約する際に支払う費用です。楽ラップはさまざまな投資信託を購入しているため、個別に信託財産留保額がいくつであるかを把握するのは大変です。最悪でもすべての投資信託の信託財産留保額が0.3%だったと考えておけばよいでしょう。
楽ラップを解約する【実践編】
楽ラップの解約自体はとても簡単です。
ここではたくさんの画像を記録していますが、やるべきアクションとしては「解約ボタンを押してひたすら待つだけ」になります。最終的な現金化には、ざっくり2週間ほどはかかると考えておきましょう。
マネーフォワードMEに楽ラップ専用の投資信託がずらずらと表示されていましたが、楽ラップを解約することでそれらがすっきりしそうです。
ステップ1:楽ラップのトップページにアクセスする
楽ラップのトップページにアクセスします。
円グラフの下に「解約はこちら」というリンクがあるのでクリックします。
ステップ2:「楽ラップ解約申込」ページで解約する
「楽ラップ解約申込」ページが表示されます。
解約の詳細は次の通りです。
- すべての投資信託を売却すると同時に、積み立て設定のプランが解除される。
- ファンドの評価額は、前営業日の時価評価額。
- 申込を受け付けた翌営業日から(原則として)10営業日以内に証券総合口座の預かり金に入金される。
暗証番号を入力して、[解約]ボタンを押します。
確認ダイアログが表示されますので、[はい]ボタンを押します。
ステップ3:解約申込が完了する
楽ラップの解約申込が完了すると、楽ラップの解約出金扱いとして注文履歴に載ります。
※注文履歴から、解約申込を取り消すことができます。
解約申込の通知メールが届きます。
後は待つだけですが、結構な日数がかかります。
ステップ4:全ファンドの売却の完了を待つ
楽ラップで保有するファンドをすべて売却されるのを待ちます。
次の画像のように楽ラップの現金等が100%になれば、売却が完了しています。
ただし、すべて売却されてもその資金を使えるわけではありません。今度は楽ラップ自体の解約が完了しなければなりません。
ステップ5:楽ラックの解約が完了するのを待つ
さらに待ち続けます。
解約が完了した直後に、楽ラップページにアクセスすると、次の画面になります。総合口座へ振替処理が残っていることがわかります。
また、メールでも「【楽ラップ】解約に伴う換金手続きを完了しました」という通知が来ます。こちらは半日~1日遅れで届くみたいです。
通知の内容によると、このメールが来た日が営業日であれば当日、営業日でなければ翌営業日に総合口座に資金が入金されるとのことです。
楽ラップページにアクセスすると、新たに楽ラップを開始できる画面になっています。「取引履歴」を見ると、楽天証券の総合口座へ振替が記録されています。
ステップ6:総合口座に振替される
おわりに
まったく投資をしないのであれば、楽ラップなどのロボアドバイザーを活用するという選択肢もありです。
しかしながら、ほとんどの人は普通に投資信託やETFを長期投資した方がよいでしょう。長期投資になればなるほど、手数料の差は大きく出てきます。