リレーでXOR回路を構築する
はじめに
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
コーストFIRE中のIPUSIRONです😀
XOR回路
真理値表
A | B | Z |
---|---|---|
L | L | L |
L | H | H |
H | L | H |
H | H | L |
リレーでXOR回路を実現する
リレーを2個使います。
左側をリレー1、右側をリレー2とします。
[1]A=L、B=Lのとき
⇒リレー1の内部コイルが動作しない、リレー2の内部コイルが動作しない、
⇒リレー1の内部スイッチがOFF、リレー2の内部スイッチがOFF
⇒Z=Z∞
(⇒ZのLEDが接続していれば、消灯)
[2]A=L、B=Hのとき
⇒リレー1の内部スイッチがOFF、リレー2の内部スイッチがON
⇒Z=H
[2]A=H、B=Lのとき
⇒リレー1の内部スイッチがON、リレー2の内部スイッチがOFF
⇒Z=H
[3]A=H、B=Hのとき
⇒リレー1の内部スイッチがON、リレー2の内部スイッチがON
⇒Z=Z∞
(⇒ZのLEDが接続していれば、消灯)
スイッチでXOR回路を実現する【参考】
ちょっとギミックが特殊なスイッチを使うと、XOR回路を実現できます。
SW1の挙動は次のようになります。
- 「SW1=OFF」⇔「a=OFF ∧ b=ON」
- 「SW1=ON」⇔「a=ON ∧ b=OFF」
SW2の挙動は次のようになります。
- 「SW2=OFF」⇔「c=ON ∧ d=OFF」
- 「SW2=ON」⇔「a=OFF ∧ b=ON」
以上を踏まえて、SW1とSW2のON/OFFの全パターン(4通り)を考えると、電球の状態は次のようになります。
SW1 | SW2 | a | b | c | d | 電球 |
---|---|---|---|---|---|---|
OFF | OFF | OFF | ON | ON | OFF | 消灯 |
OFF | ON | OFF | ON | OFF | ON | 点灯 |
ON | OFF | ON | OFF | ON | OFF | 点灯 |
ON | ON | ON | OFF | OFF | ON | 消灯 |
上記の表において、「ON=1、OFF=0」「点灯=1、消灯=0」とします。
SW1 | SW2 | 電球 |
---|---|---|
0 | 0 | 0 |
0 | 1 | 1 |
1 | 0 | 1 |
1 | 1 | 0 |
この表は、XORの真理値表と合致します。