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消費者庁が、2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています。もし問題の表現がありましたら、問い合わせページよりご連絡ください。

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

トレース台でサインを複製する

これまでのサイン事例

これまでにも何度か販促のためにサイン色紙を描いたり、選書フェアのためにポップを描いたり、対面でお願いされて書籍にサインを入れたりする機会がありました。実のところ、サイン会自体はクローズドな発表の場での一度しかありません。

これまでフリーハンドでサインを書いていましたが、時間がかかるうえにキレイに描くのが難しくなかなか大変な作業でした。

トーレス台を導入した理由

2026年1月に新刊『サイバー忍者入門』が発売されますが、ヨドバシ・ドット・コムでの予約特典として、サイン入りペーパーを用意することになりました。その数は30枚にのぼり、フリーハンドではすべてに対応するのは難しいと感じました。

対面でのサイン依頼であればフリーハンドで描くしかありませんが、自宅でサインするのであれば、トレース台を使ってきれいに仕上げたいと考えました。

https://twitter.com/h_haruwow/status/1959120100201832742?s=20

導入したトレース台

今回導入したトレース台はこちらです。

選定項目

選定条件は以下のとおりです。予算や目的に合ったものを選びましょう。

  • 値段…2.5k~10k超まどいろいろある。
  • 大きさ…サイン目的なのでA4タイプにしたが、お絵描き目的で一回り大きいが欲しければA3タイプにするのもあり。ただ大きい分かさばる。
  • 明るさ…透かし具合に影響する。
  • 明るさ調整の可否としやすさ…ボタンタップ、ボタン長押し(当該製品はこのタイプでちょっと面倒)など。
  • 電源…USB、ACなど。USBならモバイルバッテリーからも給電できるか。
  • 紙の留め方…クリップ(当該製品はこのタイプ)、磁石など。
  • 角度…本格的にトレース台を活用するなら斜めに置けるタイプだと疲れにくい。当該製品は斜めにならない。
  • 携帯性…自宅以外でサインする可能性があるなら、持ち運びのしやすさも考慮したい。カバーケースも用意したい。

トレース台を他の用途でも使うのであれば、もっとよいものを選んだほうがよいかもしれませんが、私の場合はサインのためだったので安くて軽そうな製品を選びました。

実際にトレース台を使ってみた

複製元の台紙を完成させる

トレーシングペーパーにイラストやサインを写し、それを切り抜いて台紙に貼り付けます。

このままでもトレース台の光で影が見えますが、よりはっきり見えるように、輪郭や文字を濃い線でなぞりました。

簡単そうに見えますが、試行錯誤でデザインと署名スタイルを確定させ、この台紙を作るまでに2時間もかかりました。

トレース台を試す

複製元の台紙が透けて、上の真っ白の台紙から見えています。

後はペンでなぞるだけで、複製できます。

「台紙が小さい」「クリップ式である」という理由から、2枚の台紙を揃えるのに少し手間取りました。

ペンはFUDE BALLを採用

どのペンでトレースするか決めるために、いろいろ試してみました。

結局のところ、いつものFUDE BALL(筆ボール)を採用することにしました。

あとは複製しまくる

複製元の台紙作成に3時間、30枚(+予備)を描くのに3時間かかりました。よって、計5時間を要しました。

本来であれば丸一日かかる作業でしたが、トレース台のおかげで6時間に短縮できたわけです。

結論

トレース台を導入して大正解でした。
今後もサインを描く機会はありますし、依頼されても負担に感じにくくなります。