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消費者庁が、2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています。もし問題のある表現がありましたら、問い合わせページよりご連絡ください。

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

一部の銘柄について現渡ができないことの対処法

権利付き最終日の夜には恒例の現渡タイムがありますが、今回現渡ができない銘柄があったので、調査結果を記事にしてみました。

株主優待クロスと現渡

株主優待クロスでは権利付き最終日の夕方から夜にかけて現渡するのが恒例となります。現渡することで、現物株と信用売りのクロス注文分を相殺するわけです。

現渡ができない銘柄がある

しかしながら、ほとんどの銘柄については現渡ができるのに、一部の銘柄だけエラーが出て現渡ができないケースがあります。

SMBC日興証券の場合

SMBC日興証券の場合は「当銘柄は本日権利処理を行うため、返済、現引、現渡は翌5:00頃から取引可能となります。(NOL21291E)」というメッセージが出ます。

楽天証券の場合

楽天証券の場合は「現在停止銘柄のため、一般信用現渡は行えません。」というメッセージが出ます。

どちらのメッセージでも内容がわかりにくいですが、SMBC日興証券は現渡ができる時間帯が書いてある分だけ親切ですね😅

現渡ができない理由

SMBC日興証券のページ[1]https://www.smbcnikko.co.jp/service/online/trade/use/hour/index.htmlによると、現引き・現渡について「権利確定処理等により、サービス開始時間が遅れる場合がありますのでご注意ください」と記載されています。

分割や統合の権利付き最終日とぶつかると、この権利確定処理に該当するらしく、すぐに現渡できないようです。

結論は、分割予定の銘柄を優待クロスすると夜に現渡できないということになります。

解決法

現渡する時間をずらしましょう。権利付き最終日の翌営業日5時から15時までの間に現渡します

忘れないように朝起きたらすぐに現渡をするとよいかもしれません。

実際に現渡した様子

分割・統合が完了して株数が変化して、指定の時間以降であれば現渡ができるはずです。

SMBC日興証券の場合

楽天証券の場合

売り建玉が100株ずつ分かれています。

その理由は不明です。損益評価額にギャップが出ていることが影響しているのかもしれません。

実際に現渡する際に「全現渡」を選べば、まとめて現渡できます。