IPO銘柄を初値売りするためにすべきこと【CONNECT編】
目次
はじめに
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
コーストFIRE中のIPUSIRONです😀
2021年からIPO投資にも挑戦していますが、なかなか当選しません。
2021年は355件応募し楽天証券で1件当選、2022年は120件応募しCONNECTで今回の1件の当選になります。
この度久しぶりに当選したので、当選確定から初値売りまでの様子を記事にしてみました。
前提知識
IPO投資とは
まだ記事にしていないので、もう少し実績を詰んだら記事にする予定です。
CONNECTとは
CONNECTは大和証券グループの証券会社です。
当選を確認する【当選確定日】
1:狙ったIPO銘柄にビックビルディングしておき、それが当選したかどうかを証券会社にログインして確認します。
※証券会社によってはメールで通知されますが、実際にログインしたほうが確実かつ早いといえます。
ここでは証券会社のCONNECTにログインしました。
2:当選した場合は、HOME画面に「IPO抽選結果通知(当選)」というお知らせが来ています。
2:この時点では、当選して購入権利があるということだけであり、まだ購入されていません。
実際に購入するには期限内に手続きしなければなりません。
すぐには購入できないので、申し込み受付開始日を確認した上で閉じます。購入期限の範囲は短いので忘れないようにしてください。
IPOのブックビルディングという手間をかけ、さらに運を費やしてせっかく当選したのに、購入し忘れたのでは悔やんでも悔やみきれません。
その後悔をずっと引きずることになり兼ねませんので、ご注意ください。
IPO銘柄の購入を申込する【申込受付開始日~終了日】
申込受付開始日を待ちます。申込受付開始日を過ぎたら、購入の申し込みをしましょう。
1:「国内株式」>「購入申込」に進みます。
購入申込一覧に当選した銘柄が表示されていますので、[申込]ボタンを押します。
2:「未読目論見書閲覧要求」画面が表示されます。目論見書の確認をうながされますので、[目論見書を確認する」ボタンを押します。
別ページで「目論見書等電子交付」画面が表示されます。すべての書類を確認して「交付」を「済」にします。
画面を閉じて、先の「未読目論見書閲覧要求」画面に戻ると[購入申込]ボタンが有効化になりますので、押します。
3:「購入申込」画面が表示されます。内容を確認して問題がなければ[申込内容を確認]ボタンを押します。
5:「購入申込 確認」画面が表示されます。暗証番号を入力して、[申込する]ボタンを押します。
6:「購入申込 完了」画面が表示されます。以上で完了です。
[購入申込一覧へ」ボタンを押すと、「購入申込一覧」画面に戻ります。確かにステータスが「申込済」になっています。
初値売りの注文を出す【上場日の前営業日から上場日の朝まで】
IPO投資にも色々なスタンスがありますが、ここではもっとも基本といえる初値売りを採用します[1]初値売りをせずにさらなる値上がりを狙うことも、もちろん可能です。。
IPO銘柄を初値で売るには、株式市場が開く前に成行注文を出しておきます。
ただし、初値売りの注文を受け付けているタイミングは、証券会社によって異なります[2]ここに載せた情報を鵜呑みにせず、注文がうまくいかない場合は公式サイトをご確認ください。。
証券会社 | いつから注文できるか |
---|---|
楽天証券[3]https://www.rakuten-sec.co.jp/web/domestic/ipo/rule/ | 前営業日の17時から |
SBI証券[4]https://faq.sbisec.co.jp/answer/5ef46d17d46ae80016c2af83 | 上場日前営業日翌日の4時から |
SMBC日興証券[5] … Continue reading | 上場日当日の5時から |
CONNECT[6]https://www.connect-sec.co.jp/service/ipo/purchase_application.html#anchor04 | 上場日当日の5時30分から |
大和証券[7]https://daiwa.dga.jp/faq_detail.html?id=312 | 上場日当日の6時から |
1:「国内株式」>「現物取引」>「保有銘柄一覧」を選びます。
すでにIPO銘柄を保有している状態になっています。
2:[売付]ボタンを押すと、注文画面が表示されます。
次の内容を指定して、注文を入れます。
- 取引区分:現物売
- 銘柄:IPOの銘柄であることを確認する
- 注文株数:100株
- 上に「売付可能株数」が記載されており、これが最大値になる。
- 注文単価:成行
- 執行条件:なし
- 有効期限:出来るまで注文(適当に数日営業日先まで)
- 「当日」を指定してもよいですが、初日に値が付かない場合は、手動でまた再注文が必要になる。この手間を回避するために有効期限を指定した。
- クーポン:利用する
クーポンと見慣れない項目がありますが、忘れずにチェックを入れておきます。
ここでいうクーポンとはCONNECT独自のサービスであり、手数料無料クーポンになります。クーポンは毎月10枚発行されていますので、残っている人は必ずチェックしておきましょう。
IPO株の購入時はどこの証券会社も手数料がかかりませんが、売却時は手数料がかかります。CONNECTの場合はクーポンを使って売却手数料をゼロ円にできるのは強いですね。
3:「注文確認」画面が表示されます。内容に問題がないことを確認し、暗証番号を入力して[注文する]ボタンを押します。
4:最後に注文確定画面が表示されればOKです。
「注文照会」画面を確認すると、確かに売付注文が予約されています。
以上になります。
上場当日の地合いがよくなることを祈ります。
そのためには、直前のアメリカ市場の相場が好調でなければなりません。
アメリカ市場の状況が悪いと、それに引きずられて日経平均先物が下がる傾向にあります。
日本市場が開くと先物が流れを引き継ぎ、その結果IPO銘柄の値も上がりにくいといえます。
地合いの悪さについては事前に読めませんが、複数のIPO銘柄の上場、権利付き最終日当日ということは事前にわかっています。
それを計算に入れた上で、初値売りをしないで様子を見るという手もあります。
上場の様子を楽しもう【上場日当日】
後は基本的に売却が確定するまで待つだけですが、せっかくIPOに当選したわけで存分に楽しむのもありです。
上場日に時間があれば、様子を見るのもよいでしょう。
1:東京証券取引所のマーケットニュースに上場するIPO銘柄の気配値についてニュース記事が速報されているはずです。
2:Twitterで銘柄名で検索します。様々な初値予報が出ています。また、銘柄への期待や盛り上がりを確認もできます。
3:ザラ場[8]寄付から引けまでの取引時間のことです。は板の様子を見ます。
株価は自動更新モードにしておきます。
全板を見るのもおすすめです。
4:IPO株が売却されたら、約定通知メールが届きます。
証券会社の取引履歴でも約定したことを確認できます。
今回は初値売りで+54kという結果になりました。
おわりに
総合評価Cであっても仮条件の価格の上限(大抵この金額が公募価格になる)が10万円以下であれば、勝利がそこそこよいようです。
これまでは総合評価B以上に応募していましたが、次回からは条件次第では総合評価Cにも応募する方針にします。
References
↑1 | 初値売りをせずにさらなる値上がりを狙うことも、もちろん可能です。 |
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↑2 | ここに載せた情報を鵜呑みにせず、注文がうまくいかない場合は公式サイトをご確認ください。 |
↑3 | https://www.rakuten-sec.co.jp/web/domestic/ipo/rule/ |
↑4 | https://faq.sbisec.co.jp/answer/5ef46d17d46ae80016c2af83 |
↑5 | https://faq.smbcnikko.co.jp/smbcnikko/web/faq/detail.asp?baid=7&strkind=5&Page=&Rows=&NB=&AspPage=DTL&RFaqIDs=503&FAQID=1090&Option=&NodeID=&DispNodeID=&CID=&Text=&Field=&KW=&KWAnd=&Attrs=&SearchID=&Bind= |
↑6 | https://www.connect-sec.co.jp/service/ipo/purchase_application.html#anchor04 |
↑7 | https://daiwa.dga.jp/faq_detail.html?id=312 |
↑8 | 寄付から引けまでの取引時間のことです。 |