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セルロース

  • セルロースはデンプンと同じような構造の多糖類であるが、その結合の仕方が少し異なるために、デンプンのように加熱してもには溶けない。
    • これでは接着剤として使えないので、セルロースの構造を化学的に変化させて、水や溶剤に溶けやすいものにする。
  • 例えば、セルロースをエーテル化したカルボキシメチルセルロースは水に溶けるので、紙や繊維用の接着剤として使われている。
  • 硝酸でエステル化したニトロセルロースは、可塑剤を加えて有機溶剤に溶かすと工作用や家庭用の接着剤になる。
    • このニトロセルロースに入れたものは、現在のエポキシ系接着剤や瞬間接着剤が登場する前は、家庭用の接着剤の王座を占めていた。

セルロール分解

  • 人間は腸内細菌の助けを借りてセルロースの80%以上、ヘミセルロースのほぼ100%を分解利用できる。
  • 食肉用のパンダがササを食べて生きているのも、腸内細菌によるセルロース分解のおかげである。

参考文献

  • 『接着の科学』
  • 『岩波科学ライブラリー202 シロアリ』