目次 †
データディクショナリ(Data Dictionary:DD) †
- =データ辞書
- =静的ディクショナリ
- システムに現れるすべてのデータの辞書で、データの論理構造を表したもの。
- データ項目の名前や意味を登録した辞書(リポジトリ)のこと。
- データ定義を一元管理する。
- DB内のデータの整合性を保ち、システムの肥大化を防ぐ。
- ユーザー・権限・領域・制約などの根幹的な情報を保持する読み取り専用のDBに保存しているデータの属性とそのデータ項目を使っているファイルの関係を管理する。
データディクショナリの表記で使う記号 †
記号 | 意味 |
= | 左辺のデータは、右辺のもので構成されている |
+ | 要素を繋ぐ |
{} | 繰り返し。{}の中の要素が、いくつも繰り返す。1{}5と書かれた場合は、5つあることを意味する |
[] | []の中の要素のいずれか。要素と要素は|で区切る |
() | 任意選択。()の中の要素があったあったりなかったり |
例:データディクショナリは、BNFで例えば次のように書かれる。
- 1週間=1{平日}5+土曜日+日曜日
- 平日=[月曜日|火曜日|水曜日|木曜日|金曜日]
この例では1週間の曜日は、平日が5つと土曜日と日曜日で構成されている。そして、平日は月曜日〜金曜日のいずれかであることを意味している。
参考文献 †
- 『情報処理技術者試験ポケットスタディ 応用情報技術者』