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マンダラート

 マンダラートとは、仏教の金剛曼荼羅をベースにしたメモ学である。デザインコンサルタントの今泉浩晃氏によって開発された。

 マンダラの真中のマスを8個のマスを取り囲み合計9個の四角のマスがある。

 テーマや一番関心のあることを真中に記入して、強制的にそのことに関して浮かんでくる連想を周りのマスに記入していく。ポイントは、残りの8個のマスには、苦しいと思っても、頭からひねり出して埋めていくことである。

 縦を空間軸にしたり、横を時間軸にしたりといった工夫もできる。内容を3項目ずつ違う視点で記入することによって、全体としてまとまった関係図を作ることができる。認知的な記憶という面から見て、小項目作りのパターンからして、「3」を基準に組み立てていることは注目できる。

 関連する重要事項を9個前後の情報のユニットにして、リストアップする。すると、次のような型の関連図解を作ることができる。

 それぞれ何を意味して表したいのかで、パターンも違ってくる。情報をまとまりのないメモで散らすより、このようなフォーマット化をして目的・内容別に整理すれば、わかりやすいデータベースにもなる。

 また、マンダラの特徴は、周りの8個のマスの一つ一つが、さらに9個に分割でき、そこに書かれた事柄が、詳細化できる。周りにできた一つ一つもまたマンダラになっていき、このような手順を繰り返すと無限の表現が可能となる。

 この技法が優れているのは、思考しているときは、9個のマスだけを注目しておけばよいことだえる。全体と部分との認識において、G.ミラーのいうマジックナンバー7±2(人間の短期記憶の数)と一致する。

参考文献

  • 『仕事の道具箱』