このページをはてなブックマークに追加このページを含むはてなブックマーク このページをlivedoor クリップに追加このページを含むlivedoor クリップ

目次

ローミング

ローミングとは、他社の通信設備を使った通信のことである。

・実際には、通信事業者同士の取り決めで、ローミングの通話料、通信料などが定められたうえで利用が可能となる。

・ローミングは携帯サービスの発展の段階で、地域通信事業者同士が相互の通話・通信エリアを補完する目的で展開されてきた。

 例えば、旧IDOがアナログ方式で全国での利用を実現するため、IDOエリア外ではNTTドコモのアナログエリアで発着信が可能なローミングサービスを提供していた。同様に旧セルラーとIDOで相互にローミングエリアを提供していたり、ツーカーや旧デジタルホンと旧デジタルツーカーの相互ローミングも実施されていた。デジタルホン、デジタルツーカーの統合によって現在はvodafoneのネットワークとしてサービスが提供されているが、ツーカーのユーザーは東名阪エリア以外ではvodafoneのネットワークでローミング利用によって全国での利用を実現している。

ローミングの送信方式

HLR方式

・ローミング端末の加入者登録情報が記録されているHLRに、送信後とに認証の問合せを行う方式。

VLR方式

・最初にローミング端末が位置登録をしたときに、移動先キャリアのVLR(またはGLR)という装置にHLRの加入者登録情報をダウンロードして一時的に記録しておき、その情報で認証を行う方式。

・NTTドコモのW-CDMAではVLR(Visitor Location Register)ではなくGLR(Gateway Location Register)と呼ぶ。

ローミングの受信方式

転送方式(ホームネットワーク経由方式)

・最も一般的な方式。

・ローミング提携先で仮の番号を割り当て、その番号を契約事業者のHLRに登録し、ローミング先では仮に割り当てた番号に変換して呼び出す方式。

リダイレクト方式

・契約事業者に接続した発信者の回線を切断し、ローミングしているキャリアに接続し直す方式。

IN方式

・リダイレクト方式を応用した方式。

国際ローミング

・海外の標準的な通信方式であるGSM方式に対応した携帯電話に、FOMAカードやvodafone 3Gカード、au ICカードを入れて、日本の電話番号のまま海外で利用できるサービス。

・通話利用金はそれぞれ地域別に決められている。着信時にも着信料金がかかるという特徴を持つ。

・auのグローバルパスポート対応機なら、日本以外にもアジアや北米などの各国でそのまま利用が可能である。これはau(KDDI)と各国の通信事業者のローミング関係の締結により、現地の事業者の通信ネットワークを利用して実現しているからである。

・世界標準規格であるW-CDMA方式を採用したvodafone 3Gサービスでは、これも端末単体で世界の主要都市で提供されているW-CDMA網で利用可能である。また、端末によっては世界主要方式であるGSM方式での利用にも対応し、より広い地域で通話・着信が可能。

・逆に、PDC方式は日本独自の規格のため、海外では利用できない。