このページをはてなブックマークに追加このページを含むはてなブックマーク このページをlivedoor クリップに追加このページを含むlivedoor クリップ

目次

Dフリップフロップ(エッジトリガ式Dフリップフロップ、遅延フリップフロップ)

 Dフリップフロップとは、クロック入力CKが1になったとき、入力Dの値と同一の出力がQに得られるものである。入力Dの情報を一時的に記憶したり、あるいは入力Dの情報をクロックパルスが入力されるまで遅らせる働くを有する。そのため、遅延フリップフロップとも呼ばれる。

 従って、CK=1のときにDの値を記憶させ、その後CK=0にしておくと、出力の状態は保持され続ける。

  • CK=0のときは、Dの値に関わらず、Q, ̄Qは変化しない。
  • CK=1のときは、D=1であれば同期式RSフリップフロップのS=1,R=0と同じなので、Q=1, ̄Q=0となって安定する。逆に、D=0であれば、Q=0, ̄Q=1となって安定する。

例:74LC74にはDフリップ・フロップが2つ内蔵されている。 ◇

Dフリップフロップの状態遷移表と出力関数表

Dフリップフロップの状態遷移図

 この状態遷移図から、状態遷移表にすると次のようになる。

δ01
q0q0q1
q1q0q1

 また、出力関数表にすると次のようになる。

γ01
q000
q111

Dフリップフロップのタイミングチャート

 Dフリップフロップのタイミングチャートは次のようになる。

Dフリップフロップ vs Dラッチ

  • Dラッチ
    • クロックがHのとき、入力がそのまま出力へ抜ける
  • Dフリップフロップ
    • クロックがHになる瞬間の入力をサンプリングして、固定したまま出力する